読者の方から、現地の施設の貴重な生の声を頂きました。
情報を提供して頂きました方、本当にありがとうございます。
本当に貴重な情報ですので、前回の記事に引き続き、取り急ぎ合わせて紹介させていただきます。
仙台天使園
ご心配おかけしてます。今日ようやく携帯が繋がりました。
仙台市内の施設では大きな被害はないようですが、旭が丘学園の情報が入ってこないため、こちらも心配してます。
大きな被害はなかったのですが、電気ガス水道が停められており、食料も限られているため、厳しい生活は続いてます。
余震を恐れながら不安な夜を過ごす日々が続きますが、子どもたちのたくましさに、こちらも頑張らねばと奮起しております。
いわき育英舎
原発事故のために、子どもを他施設に避難させることになりました。
県内施設だけでは足りず、他県の施設も受け入れをお願いをするそうです。
茨城県 誉田養徳園
県内では最も北にあり、山に囲まれた地域の施設です。
園舎が老朽化しているために、最初の夜は庭にテントを張って寝たそうです。
寒かったと思います。
食糧備蓄が底をつきそうになったので、県南地域まで食糧を調達に行ってきたそうです。
車の燃料が調達できなければ帰れないかもしれないと、必死の思いで出かけたそうですが、軽油の車だったので出先で満タンにできたそうです。
被災地ではない、私の住んで居る所でも、いきなりガソリン価格は10円以上高騰しました。
それらの値上げ分が、被災地の方の無償提供される燃料代等になってくれれば、ありがたいのですが、便乗値上げのような事だけは勘弁して欲しいと思います。
また報告からは、心配していた通り、他県の施設へ行かなければならない子どもも出てきているようです。
学校などの転校の問題も含めて、想像以上に子どもに負担を強いる事にもなってきているようで、本当に心配しています。
唯一の救いは、
「子どもの中に深刻なケガを負った者がいない」
という事ですが、被災地の子どもの中には
「家族を亡くした子どもも出ている」
との事。
子どもを取り巻く環境は、日を追うごとに厳しいものがあるように感じています。
私たち一人一人ができる事は、本当に小さな事かも知れませんが、そういった多くの方々の祈りや願いからの行動が、被災地の方に少しでも役立ってくれればと、思わずにいられません。
多くの方の節電の協力から、計画停電を免れた事からも、色々な協力方法があると思います。
とりあえず、今回は読者の方から頂いたメッセージより、現地の施設の声をお届けします。
社会的養護が必要な子どもの問題を考えています。
より多くの方に知って貰った方が良いと、思える方はお手数ですが、
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ご協力、よろしくお願いします。 <(_ _)>