がんばらない生き方カウンセラー
伊藤直幸です。
明るさとがんばりの奥に、深い悲しみと心の穴があったりする。
その穴を、外側の何かで埋めようとすることで何かを得て、人は成長し、達成感や自信という、一時的な癒しが起きる。
多くの人は、これを「自己実現」と呼び、ここを目指すワケです。
でも、そこには際限がなく、いつまでも心の飢えが続く。
「がんばったから、愛される」「結果を残したから認められる」という、『がんばったから』という、外側の条件付きの自信。
だから、常に夢を見て、目標をつくり、「達成」し続けなければいけない。
そのために、「達成できないための障害」も必要になる。
その穴は、そもそも遠い昔、幼いときのこと、身内との関係で空いたものだから、結局は身内でしか埋められないことや、自分が自分の本当の恐怖から「がんばること」に逃げていただけなのだと知り、「がんばること」に逃げず、自分と本気で向かい合ったとき、初めて、自分が本当の意味で【愛されてきた存在であること】を知る。
すると、何も実現しなくても、何も結果を出さなくても、罪深くても、自分を責めていても、【私は、素晴らしい存在なのだ】ということに気づいたときから、本当の、揺るぎようのない癒しが始まる。
それを、自分への統合と言い、本当の意味での「自己実現」という。
本当の引き寄せは、ここから『質が変わる』のです。
いつも願っているという「願望」から、「いつも思っていること」へ変わるのです。
あなたが一番逃げていたのは、【自分の素晴らしさ】から、だったりするのです。
そのために必要なのが、「実現しようとしない」「結果を出そうとしない」「がんばらない」「罪深いことをする」という、あり得ないタブーに飛び込むことなのです。
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