無事記者会見を終えました。

去年5月に自分に下された処分について、CASにおいて処分の取り消しが決定した事を本当に嬉しく思います。日に日に実感が湧いてきて、清々しい気持ちで朝を迎えられています。


リスクがあると言われていた中で、自分の信念を貫いた事は、間違いでなかったと思うし、その信念は選手生命をかけた固いものでした。言われていたリスクを考えた時、万一、その結果になった場合には、正直…「引退」も考えていました。


もうすぐ4才になる自分の息子が、最近サッカー選手になりたいと言い出しました。自分の為だけでなく、息子の為にも胸を張って大好きなサッカーをやって行けると思うと本当に嬉しい。


これまで自分を信じて支えて下さった、チームメイト・選手会・サポーター・チームドクターの皆さん・沖縄の皆さん・弁護団の皆さん・事務所関係の皆さん・そして家族に心から感謝致します。


また、沢山の募金までして頂けた事も、心から感謝しています。皆様、本当にありがとうございました。川崎サポーターの皆様に支えられ、プレーできる事を誇りに思います。


今回はチームの垣根を越え、たくさんの方々にご支援いただき嬉しく思うとともに、とても感謝しています。サッカーのパフォーマンスと本件は別でした。


今シーズンは怪我があり、出場の機会は少ないですが、これから頑張って支えて下さった皆様にピッチの上で恩返しをしたいと思います。


ただサッカーをやっていない時間は本当に苦しかったです。ドーピングの我那覇だと言われる事が精神的にとても辛かった。このような事が2度と選手の身に起こらないでほしいと思っています。


我那覇和樹