今月買った鉄道雑誌 1 | 新田鉄人「久慈だョ!全員集合」

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難病と闘いながらピンの鉄道芸人、その他で活動する、元本物の鉄道の駅員と電気部、さらに保線の経験を持つ、新田鉄人のブログへようこそ!岩手県久慈市公認、北三陸久慈市ふるさと大使。潜水士の資格取得済。



鉄道雑誌については、これまで幾つかを紹介してきましたが、私は数ある鉄道雑誌の中で「これだ!」というのを購入、毎月発売される中で何号も続けて買うときもあれば、先月と今月で違う時もあれば買わない月、複数購入する月もあります。今月は2冊購入しました。今日は先に買った「鉄道ダイヤ情報」9月号について紹介します。
普段は鉄道の乗客から見える部分の記事が多いのですが、これには鉄道員の勤務ダイヤや保線の仕事など、あまり注目されない部分が掲載されていて、とても懐かしく感じる話題が多くありました。もちろん、普段から載っている臨時列車の情報などもあります。


特に保線の記事は「そうなんだよな…」と懐かしく感じました。よく東急の東横線元住吉の辺りや、当時の目蒲線の目黒駅の地下に目黒線の駅を造る仕事が多かったため、今も景色の違いはありますがそこを通ると当時の仕事のきつさなどすぐ思い出します。
単純そうでも、特に夜の保線の仕事はレールをつなぐにしても一つ間違えれば信号が赤のまま変わらなくなったり、初電より1時間くらい前に終わっていないと電車の運行に支障が出たりします。昼間の保線は東武東上線での仕事が多かったですが、電車が通る合間に作業して枕木の辺りを出たり入ったりしていました。
鉄道にはこういう仕事もあるんだよ。こんな勤務ダイヤなんだよ。と訴えかけたくなるような内容でした。鉄道会社は、就職して想像してたのと全然違ったとみんな言います。鉄道関係で勤務したい人は必見、に近い内容です。売り切れていなければ、まだ書店の店頭に並んでいると思います。