ファイアーエムブレム烈火の剣 戦績とユニット評価 | 司法書士のゲームブログ

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ファイアーエムブレム烈火の剣 終章と攻略のポイントからの続きです)



烈火の剣の個人戦績と、簡単なユニットの寸評について紹介します。


エリウッド

エリウッド
【戦績】268戦 151勝
【武器レベル】剣S、槍A
【支援】ヘクトルA、フィオーラB


【解説】
主人公であり成長はバランス型。
ただしムラがあり、能力が上がるときと上がらないときの差が激しい。
専用武器「レイピア」は騎馬・アーマーに特攻があるので序~中盤は活躍させやすい。
バランスよく伸びて強いはずなのだが、いまいち気の利いていない上限値に、馬に乗っているのに移動7、体格9に対して専用武器デュランダルが重さ16で攻速を大きく落としてしまうなど、勿体ない部分も目立つ。
エリウッド編ではクラスチェンジがかなり遅いのも難点。

【感想】
逆に、そのクラスチェンジの遅さを活かして中盤以降は削り役として使っていました。
個人戦績は惜しくも2位。クラスチェンジの遅さが響いたか。



ニルス

ニルス
【戦績】8戦 0勝
【武器レベル】なし
【支援】なし


【解説】
シリーズお馴染み踊り子。
HPと守備が伸ばしづらく打たれ弱い。
しかし速さと幸運が上がりやすいため、危ないと思った攻撃も意外にヒョイっとかわしてくれる。
攻撃はできないが再行動が至るところで便利なので、暇があれば踊って経験値を稼ぐとよい。
回避率が上がればいざというときの保険になるし、敵を引きつける囮としても活躍してくれる。

今回は踊りだけでなく、アイテムを使った能力アップも可能でさらに便利に。
特に守備・魔防を上げる「ニニスの守護」は闘技場攻略に大活躍。
この手の踊り子ユニットを使うかどうかはけっこう好みがあり、全く使わないことももちろん可能だが、ニルスには強制出撃章があるのでできれば育てておきたい。
ニニアンと異なり支援が付けられないのは残念。ちなみに、ニニアンは6戦0勝。



ヘクトル

ヘクトル
【戦績】228戦 159勝
【武器レベル】斧S、剣A
【支援】エリウッドA、セーラB


【解説】
烈火の剣ではトップクラスに使いやすい強ユニット。
HP、力、守備といった主要能力が上がりやすく、専用武器「ヴォルフバイル」も扱いやすい。
特に騎馬・アーマーら槍使いにはヴォルフバイルで有利相性と特攻を取れるため圧倒的に強い。
斧攻撃1発で相手を倒す様は、さすがリリーナの父親だと感じさせられる。

技、速さ、幸運に関してはへたれることもあるが、基本的には十分高くなる。
クラスチェンジすれば弱点だった魔防が強化され、剣が使えるようになって命中の問題も大分解決し、さらに使いやすくなる。
クラスチェンジの遅いヘクトル編だと敵の魔法が怖いが、エリウッド編なら大活躍間違いなしのエースアタッカー。
弱点は移動力が低いこと。私はブーツを使いました。

【感想】
個人戦績は堂々の1位。エリウッドもそうだが、そんなに酷使していた記憶はないのにこれだけ戦績を残しているのは、やはりその実力に頼りたくなる場面が多いからか。



リン

リン
【戦績】178戦 106勝
【武器レベル】剣S、弓A
【支援】フロリーナA


【解説】
剣の使い手で、使ったときの感覚は剣士とほぼ同じ。
技、速さが伸びやすい反面、守備面が伸び悩む。上限値は男ソードマスターとほぼ同一。
剣士との違いはクラスチェンジ後で、必殺補正が付かない代わりに弓が使えるようになる。
そのため、やっつけ負けを引き起こしやすい剣士に比べるといくらか安全に戦える存在と言える。
その他、リン編序章から使えること、リン編で育成できること、専用武器を持つことなど主人公らしいアドバンテージを持つ。
専用武器「マーニ・カティ」は騎馬・アーマー特攻が付き必殺補正が20もあるうえ、軽くて扱いやすい。
たとえリン編で使い切ってもエリウッド編では復活しているのでガンガン使っていこう。

守備だけはかなり伸ばしづらく、そのままでは打たれ弱いのでうまくカバーしよう。
天の刻印でいち早くクラスチェンジさせ弓をメインに使っていくか、能力アップアイテムを使うという方法がある。
特にリン編では、おあつらえ向きの天使の衣が手に入るため、これを使えば打たれ弱さを幾分改善できる。

【感想】
リン編からじっくり育成できるため愛着が沸き、天の刻印も一番乗りでした。個人戦績4位。



アトス

アトス
【戦績】0戦 0勝
【武器レベル】理S、闇S、光S、杖S
【支援】なし


【解説】
伝説の八神将の一人でクラスは専用職「大賢者」。
終章加入で強制出撃メンバーの一人だが、その能力はこれまで育ててきたユニットが霞むほど完成されている。
魔法系ユニットが育っていなければ攻撃に回復にと大活躍間違いなしの最強のお助けユニット。
「フォルブレイズ」の使い手だが、武器レベルはオールSなので状況に応じてルナやアーリアルも使っていくとよい。
まさに人智を超えたスーパーお爺ちゃんだが、弱点はお歳のためかHPと速さが低いこと。
攻速の高いウハイやロイドに近付けるとあっさりやられてしまうので気を付けよう。

【感想】
そういえば、他の八神将も見たかったのに登場するのはアトスの他、ブラミモンド、ローラン、テュルバンのみ。
エリミーヌはFE大全にイラストが載っていましたが、他の神将もイラストが存在するのでしょうか?



フロリーナ

フロリーナ
【戦績】148戦 99勝
【武器レベル】槍S、剣A
【支援】リンA、フィオーラB


【解説】
最初に仲間になる飛行ユニット。
3章から使うことができ、2番手はフィオーラで18章加入なので飛行ユニットの地位を独占できる。
飛行ユニットは便利なので、最初に仲間になる飛行ユニットというだけでアドバンテージを得ていると言える。
前作はドラゴンナイトに押され気味だったが、今作では強化されペガサスナイトも十分強い。
飛行ユニットが欲しいなら、育てておけばまず間違いのない性能。

【感想】
飛行ユニットの1番手として救出&地形無視など多くの局面で役に立ってくれました。
剣レベルを上げたかったので、闘技場は使わずにコツコツと育成。



セーラ

セーラ
【戦績】166戦 103勝
【武器レベル】光S、杖A
【支援】オズインA、ヘクトルB


【解説】
リン編から使える杖使い。
能力は司祭として優秀な感じに伸びていくが、杖使いなので成長が遅れやすい。
わざと壁役がダメージを受けて意図的に杖を振るなど、強引に経験値を稼いでいかないとまずクラスチェンジが遅れる。
トルバドールや賢者なども杖が使えるため育てる手間をかけようという気になるかどうかが第一関門。
また、烈火の剣ではS級の杖が存在しないのでできる限り光をSにしよう。闘技場を使えばラク。
クラスチェンジさえできれば、能力の上がり方は悪くないので攻撃役としても活躍できる。
序盤の杖使いとしてはプリシラとの2択だが、こちらはリン編から使えて経験値を稼ぎやすいという点で勝り、移動力の点で劣る。

【感想】
育成に手間を要したぶん活躍の度合いも大きく、杖使いにも拘らず個人戦績は第5位。
ネルガルをも1ターンで倒す実力者だが、闘技場の相手はこのセーラにも普通に勝ってくる。あいつら化け物です。



レベッカ

レベッカ
【戦績】198戦 111勝
【武器レベル】弓S
【支援】ニノA、ルイーズB


【解説】
成長率が高く、エリウッド編の最初の章で加入するため扱いやすい弓兵ユニット。
直接攻撃できないハンデを感じさせないほどよく育ち、これを逆手に取った囮役としての性能もかなり優秀。
守備が伸びにくいものの回避が高く、間接攻撃で戦うためあまり気にならない。
ライバルは遊牧民で、こちらはクラスチェンジ後に剣が使えるうえ、移動力も高い。
実際前作ではかなり押され気味だったのだが、本作では遊牧民に騎馬特攻が付与され、ラスの加入が遅いこともあって、アーチャーにも弓エースの枠を狙うチャンスは十分ある。

【感想】
マップ兵器であるシューターも射程が長く便利なので、要所でちょこちょこ使っていました。
個人戦績は3位。直接攻撃ができない弓兵でこの戦績はさすが。



オズイン

オズイン
【戦績】104戦 58勝
【武器レベル】槍S、斧B
【支援】セーラA、プリシラB


【解説】
アーマーでおっさんで目付け役でと、FE的にはこれでもかと育たなそうな要素が詰め込まれたユニット。
しかし、その性能はこれまでのFEの固定概念を打ち破るほど強い。
当初からお助けキャラのような性能で、高い攻撃と守備で活躍できる。
それに加えて成長率も高く、初期値の低い速さ、幸運、魔防も一定のラインには到達する。
最初から強いし、育てても強いという素晴らしいお助けユニット。

唯一最大の欠点が移動力の低さで、進軍に置いていかれると活躍の機会も減り使い辛くなる。
移動力が上がれば使い勝手は大幅に向上するので、ブーツを与える筆頭候補。



プリシラ

プリシラ
【戦績】92戦 57勝
【武器レベル】理S、杖A
【支援】レイヴァンA、オズインB


【解説】
セーラに続く回復役の2番手。
杖使い2人に経験値を与えるのは大変なのでどちらか片方を使えばよいが、どちらを使うかは悩みどころ。
セーラとは役割も成長率も似通っており、どちらも十分に回復役の役目を果たせる能力があるので好みで決めてしまってよい。
セーラ同様、杖レベルをSにする必要はなく理をSにするのがよい。
そのため、クラスチェンジする前はひたすら杖を振るが、した後は一転して杖振りが控えめになる。
支援相手に関しても、どちらも良い相手が揃っており、本当に甲乙つけがたい。

【感想】
…とか言って、私は両方使っちゃってるんですけどね(笑)。



レイヴァン

レイヴァン
【戦績】127戦 94勝
【武器レベル】剣S、斧C
【支援】プリシラA


【解説】
加入が早く、誰が使ってもある程度の活躍は保証されている優秀ユニット。
条件次第ではハーケンは仲間にならないので、自軍唯一の勇者になる場合もある。
ソードマスターのような必殺補正はないが、斧が使えるため幅広い相手に有利に戦える。
同じ時期に加入する剣士ギィと比べても、パワーとタフネスに勝り安定感ではこちらが上回る。
ただし、剣士ほどではないが能力が上半身太り(※)しやすく、特に剣しか使えない傭兵時代は槍使い相手にやっつけ負けを起こしやすいので注意。

※上半身太り … FEにおける上側の能力であるHP、力(魔力)、技、速さが際立って高くなること。剣士などがこの状態に陥りやすく、攻撃能力はあるが防御力に欠けるため、次々と敵を倒しては襲ってくる相手の攻撃に耐えきれずやられてしまうという「やっつけ負け」を引き起こしやすい。対義語は速さ、幸運、守備、魔防が上がりやすい「下半身太り」で、暁の女神のフリーダなどがこれに当たる。



フィオーラ

フィオーラ
【戦績】122戦 85勝
【武器レベル】槍S、剣D
【支援】フロリーナB、エリウッドB


【解説】
飛行ユニットの2番手。
ペガサス3姉妹の長女だが、封印の剣のユーノと異なり下級職加入で他の2人に劣らないほど強くなる。
エリウッド編では次女ファリナを仲間にできないのでペガサスナイトはフロリーナかフィオーラの二択。
防御面ではフィオーラに分があるが、末妹らしく幸運はフロリーナのほうが伸びやすい。
2人とも強力なユニットなのは間違いないのでどちらを使ってもよいし、支援が組めるので両方使ってしまってもよい。
とりあえずフロリーナを育てて、能力の上がりが悪いようならフィオーラに切り替えるという方法もある。

【感想】
長女ですが下級職加入でかなり強くなるので育てがいがあります。
剣レベルも上げたかったのですが、主に闘技場で育成したためD止まりに。
支援関係もB止まりになってしまったのがなんとも残念です。
フィオーラとレイヴァンの両方に支援が付けられるユニットがいれば良かったのですが(そうすればフィオーラとA、レイヴァンとB、リンはエリウッドとBにして綺麗に支援関係が繋がる)。



パント

パント
【戦績】88戦 41勝
【武器レベル】理S、杖A
【支援】ルイーズA


【解説】
大賢者アトスの唯一の弟子にしてエトルリア王国魔道軍将。
その肩書を裏切らないほど高性能で、始めから能力が高く武器レベルも理A杖A。
魔法使いユニットが欲しいのであれば加入後即エースで活躍できる。
上級加入組らしく能力はバランスよくまとまっているが、HPがやや低めな点のみ注意。
支援相手は加入時からルイーズがAで固定。よって他のユニットとの支援はB止まり。
これは、ルイーズを使う場合には最初から支援関係を活用できる長所になり、ルイーズを使わない場合には支援効果を得られない短所になる。
ルイーズを使わない場合はエルクやニノのほうが強く感じるかもしれないが、それでも杖Aは魅力。

【感想】
実は、今回初めて使ったユニットです。上級加入でこの強さはさすがですね。
烈火の上級加入組は軒並み使い勝手が良くなっていますが、その中でもこのパントはピカイチでしょう。
フィオーラと支援を組めばよかったかなとちょっと後悔。



ルイーズ

ルイーズ
【戦績】46戦 36勝
【武器レベル】弓S
【支援】パントA、レベッカB


【解説】
パントの妻で、初めから支援Aの効果が得られるスナイパー。
弓兵として見ると、レベッカやウィル、さらにラスと比較することになり能力的にはやや厳しい。
パントとの最初から支援Aが売りなので、ルイーズを使うならぜひパントも一緒に使おう。
ルイーズは光属性なので、攻撃力や必殺率アップで非力さを多少なりカバーできる。

【感想】
ちなみに、支援関係は初めからAですが会話がないわけではなく「運命の歯車」「背水の戦い」「光(後半)」でそれぞれ「話す」コマンドによって会話を見ることができます。章が固定になっているおかげで、会話の内容もその章にちなんだものになっているという珍しいパターンです。



ニノ

ニノ
【戦績】97戦 73勝
【武器レベル】理S、杖C
【支援】レベッカA、マリナスB


【解説】
元「黒い牙」の一員。終盤に魔道士レベル5という低レベルで加入する。
そのため育成には手間を要するが、その分成長率は高く将来性ではエルクやパントを上回る。
問題は、加入があまりに遅いので将来性と言っても活躍できる期間が短いこと。
ちまちま育成してもその強さを実感する前に終わってしまうので、育成する場合は加入した次の章である「決別の夜」などで一気に経験値を与えてしまうのが吉。
その章で最低でも賢者にクラスチェンジぐらいはしておこう。レベルが低いぶん経験値は大量にもらえるので難しくはない。
なお、ニノに限らず女性ユニット全体に言えることだが、体格が低く重い武器を持つとせっかくの速さが殺されてしまうので注意しよう。





以上です。なんだかどいつもこいつも「強い」と言っているので「じゃあどれが本当に強いユニットなんだ!?」と思われるかもしれません。ですが、どれも強いユニットなのは本当です。

実は久しぶりの烈火の剣だったのであまり冒険せず、強くなりやすいユニットでメンバーを固めることにしていました。冒険したのはルイーズぐらいです。よって、ここで挙げたメンバーはほぼイコールでおすすめユニットだと言っても差し支えないキャラクター達です。

もちろん他にも強いユニットはいますし、烈火の剣は誰を使ってもある程度の活躍はできるようにバランスがしっかりと調整されています。

なので気に入ったキャラクターはとりあえず育ててみれば愛着が沸くでしょうし、それこそがFEの醍醐味ではないかと思います。ユニット評価は、個人の趣味です(笑)。参考までにどうぞ。