さらば、我が愛機、そしてNEXT STEPへ | Perfume酔い_かもね

さらば、我が愛機、そしてNEXT STEPへ

お邪魔します。

さて、本題に入る前に。
凄いアクセス数出てます。やはり「パフュえへ」効果(笑。
「かしゆフォン」の時に比べておおよそ倍位は行ってるな~。恐ろしい。
数見るとちょっとビビリますね。ネットって本人が思う以上のスピードと拡散があるんだなと改めて認識。
アホな事しか書いていませんが、書いた事の責任は持たないといけないなと再認識した次第であります。

で、本題。

う~ん、あまりに弄り過ぎたようです。
後付した昇圧回路の発熱は元々気になっていたのですが、関東圏の方との試聴会を終えて帰宅してから電気を入れてみると、今度はインダクタ(L1)鳴きが盛大に出る。
鳴きのせいかフェライトが恐ろしく熱い。
U3の保護回路が働かない(=過負荷じゃないというアバウトな判断)し、ザクッとした計算ではオーバーしてないだろうと思いつつも、余りに両方とも熱いんで、三端子レギュレータをパスさせてみたりと確認してたら突然パソコンが不明なデバイスと怒ってきた。当然音が出ず。ステータスLEDも消えたまま。

USBケーブルの抜き差しにパソコン再起動でもダメ、他のパソコンでもオーディオデバイスとして認識せず。

・・・

南無~。やっちまったな、こりゃ。

EEPROMかDACがぶっ飛んだか?電源的にはオペアンプとDACは分離されてあるはずなんですけどね。現在も3.3Vも5Vも出ているんで、ここは正常か。原因が分かりませんが、チップが昇天したんでしょう。こうなるとチップ交換しか手はありません。
そういえば「パフュえへ」でもMP3デコーダチップ昇天させて交換したっけ・・・。
しかしこの時はショートさせたと言う認識はありました。今回は原因がはっきりせず・・・。いやですね。

もう一冊買っとけばよかったな~。


良い子は真似しないようにしましょうね。

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お亡くなりになったLXU-OT2。既にオペアンプが外され残骸に(えへ。
分かる方は写真を見ると分かると思いますが、電源強化と回路変更によりカップリングコンデンサを極限まで減らしました。お陰でかなり低音の抜けが良くなりまして、なかなかの出来るヤツだったのですが・・・。
内部電源の昇圧はやめて外部から電源を取る方にした方が良かったかも知れませんね。
こういった改造はその対象をしっかり理解しないとこういう結末になります。特にマージン(余裕)が元設計でどれだけとられているかでもう少し負荷を取れるのか、現状で一杯なのかが決まります。
一杯なら回路定数を変更するとか、外部より補助を入れてあげないとダメですよね。

昇天したのは残念ですが、お陰でいろいろ勉強になりました。
←俗に言う負け惜しみでぃ。

しかたないんで、LXU-OT2はお疲れ様でしたという事にして放置。追加した昇圧回路は勿体無いんで取り外して今度は入力電圧を5Vに設定、出力の三端子レギュレータを外してLT1054だけにして±7V+α程度の電源回路に変更。おっ、これ位だと発熱しない(笑。

これで「パフュえへ」でテスト使用していたChuMoyアンプを駆動させます。
やはりOPA2604APとPerfumeはよく合う。中低音の響きが心地よいです。

今回は入力電圧を5V近辺で組んでみましょうかね、しゅなさん(笑。

てな訳で、FavoriteなPerfumeを持ち歩きたいぞ計画に併合すると。
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あとは昇天してしまったパソコンと接続するDACですが、前々回の記事で紹介した「トランジスタ技術」にて近日DACが付録として付く特別号(別冊かな?)が発刊されますんで、これを狙います。
←待ちきれずに秋月電子で買っちゃったりしてww
USBオーディオDAコンバーターキット REV.C


そうそう、ろ~たさんのLXU-OT2ですが、そこまで弄っておりませんので大丈夫です。しっかり動作確認してあります、ご心配なく。
納品会の翌朝、1時間半程度で改造させていただきました。

作業前
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作業後
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改造ポイント
①C11を1000pFから330pFへ。昇圧回路のノイズ対策。

②電圧アップを狙い、雑誌にあるようにR30へ抵抗をパラに入れ、C3の耐圧アップの交換ついでにルビコンの低ESRタイプへ。しかしノイズが入るんで抵抗を外し電圧アップは中止。ルビコンはそのまま使います。

③各カップリングコンデンサ8個を全てニチコンのファインゴールドへ。音の経路にあるコンデンサなんで、良い物を使うとはっきり分かります。

④各オペアンプ出力にある抵抗をニッコームへ。私の耳には変化が分からん・・・(汗。

⑤NJM4556ADをOPA2604APへ。中低音がグッと出てくる。お勧めPerfume仕様(笑。

あと出来れば金属ケースに入れるといいですね。むき出しですとあちこちからノイズ拾います。
いい感じですよ。是非ご堪能下さい。

さて、パソコンで音楽を再生するとなると再生ソフトはメディアプレーヤー?それともiTunesを使われますでしょうか。
メジャーで使いやすいのですが、どちらも音を鳴らすためにOS標準のオーディオエンジン(旧称カーネルミキサー)を使ってLXU-OT2を鳴らします。このオーディオエンジンって使いやすさ重視で音質をあまり考慮していないらしいです。
私、デジタルデータなんでそんなに影響出るかなと懐疑的だったんですが、調べてみるとそうでもないらしい。実際に検証してみると確かに違いますね、意外でした。
OS標準のオーディオエンジンですと低音が比較的強調されてます。ドンシャリな感じでしょうか。一見メリハリが効いた音のように感じますが、低音がボワボワして音全体がボヤけています。
パソコン、OSバージョンを変えても、私の環境では音の傾向は一緒でした。

音が勝手にアレンジされているようでなんとなくいけ好かないオーディオエンジン、ならばどうしたら良いか?
はい、世の中ちゃんとあります。
ASIO
元々はパソコンでDTMをする場合にOS標準のオーディオエンジンですとレイテンシ(遅延)が長く問題になる為、レイテンシを改善する用途でASIOドライバーを使うそうです。業界ではデファクトスタンダードらしい。本来は専用のハードウェアとセットだそうですが、サポートしていないサウンドカードでも使えるようにしたのがASIO4ALLです。

これにfoober2000とfoober2000用ASIOSupportComponentsを組み合わせます。
私的にはfoober2000がセットアップが簡単で、分かりやすかったですね。
ちなみに有名所のWINAMP2にASIO4ALLでもやってみましたが、残念ながら音質の劣化(低音が出ない、ボリュームを上げると割れる)が酷いため私の環境では使えませんでした。

さて、ASIOドライバーの効果の程は?
foober2000はOutputが簡単に切りかえれることが出来ますので、是非とも比べていただきたいのですが、個人的には低音のボワボワ感が無くなって音全体がはっきりしたように感じます。
原音に近くなった?
と言うことにしておこう(笑。
この辺は是非インストールして効き比べて欲しいです。
この後はDACを再度手に入れるまでお預け。

あと近々LXU-OT2の回路説明もしたいと思い準備中。こんな感じ。
各番号のエリアは何してるか分かりますか?
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う~ん、この手の話は始めると終わりませんね。
とりあえず今回はこの辺で締めよう。

気が向いたらまた続きやります。

(パフュえへ効果でアクセス数が増えている時に敢てこう言った話題を持ってくるww)


お邪魔しました。