今日は個々の作品につける「キャプションの書き方」についてご紹介致します
キャプションとは、一つの作品のタイトルや素材、価格などを説明するものです。
基本的に作品の右下や周辺に、名刺サイズ程の紙に印刷して設置します。
壁に作品以外を置きたくないという方は、一覧表にして貼る事もあります。
これから初めて自分でキャプションを作成するという方へ、昨日ご紹介した「略歴の書き方」と同様に一般的な書き方をご紹介しますので是非参考になさってください。
【キャプション例 ー 平面作品】
銀座Q子 ←作家名(個展の場合は不要)
画廊の中 ←タイトル(「」内に入れても良い)
アクリル、油彩、カンヴァス ←制作に使用した素材。画材、支持体の順で記載する。
41×31.8cm ←作品のサイズ(cm)
2017 ←制作年
¥10,800 (額代別 ¥2,500) ←消費税込みを記載。額代も込みの場合は「¥13,300(額付)」とする。
【キャプション例 ー 英語表記】
Ginza Qko
In the Gallery
Acrylic, oil on canvas
41×31.8cm
¥10,800 (frame ¥2,500) ←額代も込みの場合は「¥13,300 (with frame)」となる。
※キャンバスは「カンヴァス」か「カンバス」が正式名称となります。板は「パネル」です。
※素材が多い場合は「ミクストメディア」として記載できます。
※価格が分からない方は画廊のオーナーに作品を見せて相談する事をお勧めします。
【キャプション例 ー 立体作品】
銀座Q太郎
積層001 ←タイトル
油彩、ポリエステル樹脂 ←素材
20×20×10cm ←作品のサイズはタテ×ヨコ×高さ(cm)
2017 ←制作年
¥21,600 ←税込み価格
【キャプション例 ー 英語表記】
Ginza Qtaro
Laminated 001
Oil paint, polyester resin
20×20×10cm
2017
¥21,600
上記が基本的なキャプションの書き方となります。
ギャラリーQでは無地のシールに印刷したり、個展では3〜5mmくらいのハレパネに貼って設置する事もあります。(※画廊によってはシールNGな所もありますのでご注意下さい。)
デザインに決まりはないので、自由に作成してください