インド WAF in Khagalia ４

最初こそ単純な反復作業をお願いしていたのが皆やはり次第に上達していき、次のステップにさらに次のステップへと。そんな頼もしい空気あふれる中１週間を過ぎる頃にはある程度の形も見えてきたのですが、平均して１日一人はサポートに入ってもらえるという状況。まだまだいける、少なくとも制作最終日までここまでという限界を決めずにいこうと決めたのでした。

（※徐々に徐々に…。）


そして今回一番長い時間制作を手伝ってくれたのは、ブータンで２年間美術の先生を務めたというレイカさん。素晴らしい集中力と丁寧さで、忙しい中少しでも時間ができれば駆けつけてくれました。どうもありがとう。

今回ワルリ画の教室（マユール・トゥシャールの教室）でワルリ画とダンスのワークショップを開催したダンサーのカエさんも、気がつけば長い？付き合いですが、合間合間に手伝っていただきました。こんな形で制作をご一緒できるとは、、、ありがとうございます。

たくさんの方々が教室に立ち寄り、時に筆を握っていただきました。後半はインド勢もたくさん駆けつけてくれて、一時は私のほかインド人３人の時間などもあったほどです。アムルタ、ベラ、ルチ、アンジュ先生、どうもありがとう。
制作だけでなく生活面でも非常に多くの面でサポートしていただき、名前をあげていけばきりがないほど。しかし中でもアンジュ先生との出会いは非常に印象深く思います。

フェス期間中のスタンプラリー案もあり、各作家が校外での壁画を制作する機会がありました。私もとある街角で半日の野外制作をしましたが、それはそれはとても刺激的な時間でした。
その街角でたまたま通りかかった他校の先生である彼女はそのまま私が制作している教室までやってきて制作の手伝いをしたいとのこと。もともと美術の教師になりたかったという彼女は（自分の希望通りの科目につくことは難しいそうです。）制作中の壁画に非常に興味をもったようで、この日から最後の日まで仕事が終わると決して近くないこの学校まで来て制作の手伝いに入ってくれたのでした。それにしても凄まじい集中力でした。

彼女に限らず皆集中して制作にあたってくれたのですが、なにぶん私の作品には延々と続く単純作業が多々あります。そんな中『これは集中力を鍛えるレッスンだ』という言葉もいただきました。感謝です。




そして徐々に徐々に作品は完成へ近づいてきました。