学生のうちに起業する理由①の続きです。
現在学生起業家が増えています。
前回は、学生が起業する理由として、
学生は、社会人より時間に余裕がある、ということを書きました。
今回は、学生が起業するもうひとつの理由を書きたいと思います。
実はこれこそが、学生起業家の一番の強みとなります。
理由②経験者から話を聞ける
あなたは起業するときにどのように情報を集めますか?
インターネットや本を読む
セミナーにいく
などあると思います。
後に情報収集の方法として書きますが、私はセミナーに行く等の直接話を聞ける場所に行くことをお勧めします。
直接会って話を聞くと、いろいろな情報が得られます。
この直接話を聞くときにも学生であると有利になることがあります。
それは、経験者から話をしてくれる
ということです。
どういうことでしょうか?
まず、経験者である起業家から話を聞く場として、セミナーがあります。
セミナーに参加している人はほぼ間違いなく社会人です。
参加者はセミナーで話を聞き、セミナー講師に名刺を渡します。
そこから個人的に話を聞く機会を得ようとするでしょう。
そんななか、学生がいたらどうでしょう?
見た目にも若いですし、学生であることを言えば、かなり目立ちます。
セミナーはあまり学生が参加するイメージはないですし、
そこにいる社会人も学生のうちにセミナーにいったことのある人はまずいないでしょう。
これは私の体験ですが、
実際にセミナーに参加したときには、
「やる気があるなぁ」「真面目だ」「学生のうちからセミナーに来るなんてえらい」
などの言葉をいただきました。
社会人は学生に比べたら、お金・地位・仕事での実績・コミュニティをもっています。
自然話を聞く機会はたくさん「与えられます」。
基本的にどのセミナーに行っても、社会人ばかりでしょう。
そんなかに、セミナーに参加することで、自分から機会を「作っている」学生がいれば、
社会人の方は学生に一目おきます。
そして、社会人の方は人生の先輩という立場から、
さまざまなアドバイスをしてくれます。
講師はもちろん講師に話を聞きにきた社会人でさえ、
いろいろな話をしてくれます。
そこから、名刺をもらったり、話を聞く機会をくれることもあります。
社会人と濃い関係を築くことができます。
学生の立場で、社会人ばかりの場所に顔を出すのは勇気が要ります。
しかし、いってみる価値は必ずあると思います。
参加費以上のものが得られるはずです。