「機体に足挟まり器具脱落か 富士山ヘリ救助者落下@(2014/3/20 14:36)静岡新聞NEWS
事故原因について、救助隊員が男性をヘリのドアから機内に引き込む際、男性の両足がドア下側にあるステップと着陸脚(スキッド)の間に挟まったため、体からつり上げ器具が外れた可能性が高いと結論づけた。総務省消防庁に提出する。
(略)ヘリのドアに近づいた際、男性の両足がステップと着陸脚の隙間に挟まって機内に引き込む作業が難航し、隊員が男性の体から片手を離したところ、男性の腕が上がってスリングが抜け落ちたと考えられるとした。
(略)再発防止策として、機内に救助の状況を監視する隊員を配置するほか、救助器具装着の障害になる保温シートを切るためナイフを携帯する、股下の補助ベルトを使えない場合はスリングではなく担架型のつり上げ器具を選択する、などを挙げた。」
何かすっきりしないのは、こんなことホイストマンと救助隊員の証言がなかったのかということ。
二人に責任取らせたくないから「気づかないうちにそうなっていたみたいです。」みたいな結論にもっていっていることがないように祈ります。
対策の「機内に救助の状況を監視する隊員を配置する」というのも首をかしげます。
ホイストマンと救助隊員以上に状況を把握できる位置はないのでは?
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高度が高いから、機長とホイストマン、降下員の3人しか載せられなかったという状況だったのに、さらに監視員を載せますとは。
静岡市消防局航空隊は富士山での救助はしない、という宣言と受け取ってよいのでしょうか。
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富士山での救助の際には、ヨーロッパアルプスやヒマラヤでも実績のあるエキュレイユをチャーターするようしたらどうでしょうか。
エキュレイユなら貸してくれるヘリ会社はいくらでもあるでしょう。パイロットはわからんけど。
「Ecureuil - ASTAR AS 350 B3 F-GTTB CMBH Chamonix Mont-Blanc . FRANCE@Dz Olivier