消化性食道潰瘍(逆流性食道炎)と上腹部の痛みの整体治療=ゲップ、呑酸、食道狭窄感のある症例=   | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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消化性食道潰瘍(逆流性食道炎)と上腹部の痛み  


54才・男性・会社管理職   

①病歴

・正月を数日過ぎたころから「ゲップ」が出ることが増えだしたそうです。最初は一日に数回程度だったのが、一日に十四-五回を数えるようになり、その頃から「上腹部に違和感」も出だしたそうです。しかし「呑酸」などは出なかったそうです。そして最後は食事中食べ物を嚥下する時に「胸痛」や「食道狭窄感」も出だし、かなり痛くつらいそうです。市販の胃薬等を服用しても全く改善しない事から病院で受診すると「食道にびらんがありますよ。軽い食道潰瘍でしょう。」と言われ、制酸剤を処方してもらったそうですが、しかし「ゲップ」の症状と「胸痛(胸やけ)・食道狭窄感」が改善しないので来院されました。来院時、「ゲップ」の回数は、一日に20回を軽く超えているようです。


②診察

・問診で「正月前後の食事状況」を聞くと、やはり普段より暴飲暴食が過ぎたそうです。また、普段から「腹八分目」ではなく「腹十分目、、、あるいはそれ以上の満腹感があるまで食事する」生活習慣だったそうです。下血や吐血は無いそうです。

・視診では姿勢はやや猫背で、特に「前かがみの姿勢」を取ると腹部が苦しくなって「ゲップ」が出てくるそうです。☚腹圧が上がる為

・触診では上腹部(剣状突起付近)に著明な緊張と圧痛がありました。また、胸椎8,9,10番に左側方変位が認められました。

・腹部の触診でその他の腫瘤感・圧痛は特に認められませんでした。

・バイタルは正常範囲内で、体重の変動等は正月明けに1-2㎏ほど太ったそうです。

・医師の診断と症状から、やはり逆流性食道炎の延長にある食道潰瘍の可能性が高いと考えます。

③整体治療と結果

★ 下部食道括約筋の平滑筋テクニック(JHSCオリジナルテクニック)

★ 胸椎のアジャスト(カイロプラクティック)

★ 姿勢指導と食事指導

・施術翌日、「ゲップ」の回数は三分の一まで減ったそうです。また、食べ物の嚥下痛も当程度まで軽減したそうです。

・初診と同じ整体法を翌日も施術すると、三日目にはそれぞれ五分の一程度まで改善していました。


④概 説

・典型的な下部食道括約筋の機能低下による「逆流性食道炎⇒消化性食道潰瘍」だと推定されます。

・下部食道括約筋は胃酸の食道への逆流を防いでいる重要な括約筋ですが、姿勢の悪さや過食により括約筋の疲労が増加して筋力低下に陥り、括約機能が低減する事が本症の大きな原因です。制酸剤だけでは胃酸は減少するかもしれませんが、下部食道括約筋の機能低下による胃酸の逆流自体は改善できませんから、下部食道括約筋の疲労を回復させる「下部食道括約筋の平滑筋テクニック」が一番有効だったのだと思います。

・さらに胸椎のアジャストによって不良姿勢を改善させ、下部食道括約筋への負担を軽減させたことも効果的だったと思います。

・胃酸が口まで逆流する典型的な「呑酸」は無かったものの、おそらく「ゲップ」をする度に、胃内のガスだけでなく胃酸も少量逆流していたのでしょう。

・今後の予防の為に、下部食道括約筋に負担をかける「食べ過ぎ」と「猫背」に注意するように指導しましたが、、、これはなかなか難しいかもしれません、ね。




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