「原因不明の腰痛」と心理カウンセリング  | 【大阪】 整体師養成校 ジャパン・ヘルスサイエンス専門学院                      JHSC整体治療室 = 公式ブログ

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「原因不明の腰痛」と心理カウンセリング

 

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①心理カウンセリングによる実例

80才・女性・主婦

3週間ほど前から腰痛が悪化し、年齢的な体力低下もあり、現在寝たきりの状態になっています。

・医師による診察を受けていますが、原因不明です。

・「年齢からくる老化は認められますが、寝たきりになるほどの異常は認められない。」と言うのが担当の医師の所見でした。

・指圧治療や針治療の往診治療を受けても、かんばしくありませんでした。
・家族状況は患者さん本人と長男(50)、そして長男の嫁(50)3人家族です。
・本人が毎日のように、大阪に嫁いでいる実の長女に電話をして、腰痛について嘆いてい

るそうです。 

その長女からこの患者さんの相談を受けた症例です。

 


 

②診 察

・この患者さん宅は他府県で、当治療室から4時間ほどかかるので、往診や来院することは無理でした。そこで長女から状況を問診すると、以下のことが確認できました。

2~3ヶ月前から腰痛が生じ段々悪化してきたそうです。それからその事でたびたび電話がかかってきたそうです。

・やむなく時間を見つけては実家に何度か帰り励ましていたそうです。しかし電話はほとんど毎日していたそうです。

・電話の状況や家族状況、あるいは医師の診察でも原因が見当たらず、指圧や鍼治療などの治療を色々と受けても改善しないので「心理的背景に要因があるのでは」と考えました。

・患者さん本人が執拗に長女に対して電話をしている事。それが母と長女の結びつきを強化しているように思えました。逆に考えると実家内の家族環境=母・長男・嫁の間で居心地が悪く・母=長男、母=嫁の結びつきが薄いのではないだろうか・・・と、推定されました。

・この患者さんの実家内での心の空虚感を長女との間で埋める代償-道具として「腰痛」という症状を巧みに活用しているのでは・・・と推定されるのです。

 つまり「腰痛」はこの患者さんにとって必須のアイテムかもしれないのです

・しかし高齢であるので、このまま寝たきりの状況が続くと本当に身体機能が落ちていくと考え、とりあえず対処療法を行うことにしました

 

 

 

 

③心理カウンセリングと結果

 心理カウンセリング

最初に対処療法として初回のカウンセリングで長女に対して、次の母との電話で最後に「次は月△日に帰ります」と、一言付け加えてください、とアドバイスしました。
これを実行した結果、その4日後には腰痛が改善し、手押し車が必要ではありますが歩けるまで回復しました。


 

この経過を見た上で、次の段階に進みました。それは、「実の長女」と「長男の嫁」という立場を考えてもらうカウンセリングを長女にしました。
相談に来た長女自身も嫁ぎ先ではの立場ですね。しかし実家では実の長女ですね。

 同時に長男の嫁も嫁ぎ先ではの立場ですがこの方の実家では実の長女ですね。

つまり二人は同じ境遇なのです。

ですから相談に来られた長女に「嫁ぎ先での嫁の立場」について考えてもらうカウンセリングをしたのです。
その結果ある行動と素晴らしい効果が生まれました・・・(次項へ)

 


 

④概

①について・・・今までは「何時長女が帰るのだろうか?」という不安が、「日に帰る」と言うことで、「あと何日で会える」という楽しみに転じたためストレスが解消し、腰の状態が改善したのではないだろうか、と考えています。

②について・・・ その後長女は実家に帰り、小姑に対して謝罪したそうです。
 

理由はどうであれ、毎日のように電話をかけたり、しょっちゅう実家に帰ることは、兄嫁の立場としては嬉しくないかもしれない。当然家族内はさらに冷ややかなものとなり、そのストレスが筋肉緊張などを起こし腰痛の原因になっていたかもしれない(推定)
このような家族環境では母はさらに長女に対してコンタクトをとり、それか余計に兄嫁の立場は微妙になっていくという悪循環になっていったのかもしれません。
「もし、自分が兄嫁と同じ状況になっていたら・・・」
長女と兄嫁は、立場は逆のようで実は全く同じであることに気づいた長女は兄嫁に謝罪することにしました。

 

「だって自分も毎日のように電話があったら、チョッとイヤです」


 

この謝罪のおかげで、兄嫁と相当打ち解けあえたようです。これは兄嫁の姑(この患者さん)に対する態度にも現れ、少しずつこの3人家族は話が出来る様になっていったようです。

・今回の長女の謝罪から数ヶ月が経って確認の連絡をしましたが、その後は母の腰痛の再発も無いとのことでした。

 

 

 

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