プライベートスタジオ【STUDIO Air Room】完成!!
引っ越ししました。(去年の夏に…笑)
で、それに伴い私設のプライベートスタジオ完成!!(去年の夏に…笑)
【STUDIO Air Room】と、名付けました。
全て自身一人のDIYです。意外とキレイに作れたので完成して自分でびっくりしました。w
賃貸マンションの一室をミックス・マスタリングルーム専用に改造。
マンションがSRCで壁、天上床が全てコンクリートの6面RCという構造。
(まぁようするに防音性能が高いと)
かつ、すぐ側が空港なので元より簡易防音されてあるという物件です。
まぁ自作なので、なにかしらボロは出るかもしれませんが。。
ちなみに最上階角部屋なのが部屋選びの決め手でした。
天井と壁はそれぞれ異なった吸音材を使用しています。
天井はウレタン素材をトタン状にカットされたパネルを向きを交互に設置。
こうすると、なんとなくオシャレでかっこ良いw これの目的は音の吸音と拡散です。
よく安いスタジオなどで見かけるタマゴパックのアレのちゃんとしたやつですw
ちなみにたまごパックに大きな効果を期待してはいけません。
あれは音の拡散をしたつもりになれるアイテムですw
この手のアイテムの貼付けにはニトムズの剥がせる強力両面テープがオススメです。
壁はクロス張りされたダンボードというロックウール(細かいガラス繊維)素材の吸音材。
グラスウールやロックウールは切断・曲げなどが容易で加工が簡単にでき。
また防火性能に優れています。
最近の建築物の断熱材としてアスベストの代替材として広く使われています。
また吸音効果が高いのでスピーカーの内部材としてもよく使われています。
今回のロックウールの使用目的は当然ながら吸音です。
グラスウールは10kg/m3、32kg/m3など色々な密度のものがあります。
またより密度の高い高性能グラスウールなんてのも。
吸音目的で使用する場合は出来るだけ密度(数値)の高く繊維の細かいものが良いです。
気を付ける点はグラスウールは水分を含むと簡単に潰れ縮みます。
一度でも水気を含むと乾燥させても(てか乾燥自体が困難)形状と体積は二度と回復しません。
そうなってしまった場合は断熱性は当然ながら吸音性能が極度に低下します。
例えば汗ばんだ手で押さえるだけで簡単のその湿気を吸い取ってしまうので取り扱いには注意です。
グラスウールやロックウールはカッターで簡単にカット出来るので施行は割と簡単。
カットした部分は白い布テープで覆っています。
クラフトテープよりは布テープの方が粘着力が強いのでオススメです。
壁全面に設置するとコンクリート打ちっぱなしのようにも見えるので
上手く使えばインテリアとして違和感の無い範囲で使えます。
これの設置にはホームセンターなどで売っている仮止め用の細い釘で壁に打ち込んでいます。
両面テープでの張りつけはあんまりオススメできません。
本体そのものは軽いので仮止め用の釘4本程度で十分設置出来ます。
(天井の場合は6本の方が安全です)
仮止め用の釘程度の穴であればあまり無茶を出来ない賃貸マンションでも使用可だと思うので
これから自身でオーディオルームを作りたいなどの方にはオススメの施行方法です。
ちなみに表面のクロスに多数のガラス繊維がくっついているので
施行後には表面を丁寧に掃除機で吸い取った方が良いです。つーか必ずやっておいた方が良い(汗)
なにもしないでいると部屋にガラス繊維が舞ってチクチクします。たぶん。
上二つの吸音材はともすれば防音と勘違いされがちですが、
これらは単体では防音効果はほぼないです。
うちのスタジオでは吸音材の下地にダイケンの遮音シートを使用しています。
まぁ名前の通り音を遮断するものです。写真は壁にタッカーで貼付けている途中のもの。
ゴムシートに鉛を含んだシートでかなり重たいです。
これと吸音材の下地として併用するとある程度ですが防音効果が期待出来ます。
効果と構造を簡単に説明すると、音はまず吸音材で幾らか吸収され、
吸音材を透過した音は遮音シートにぶつかって軽減されて壁に当たるということです。
うちはそれほど防音に神経質になる必要がないのであまり重ねてはいませんが、
何重かに重ねた方が効果は見れるはずです。
より確かな防音がしたい場合はそこからさらに固く密度があり分厚い壁を作り、
空気層を作り、さらに固く密度があり分厚い壁があれば防音性は高くなりますが、
個人では予算的にはあまり現実的ではないです。
あとは部屋の隅々の隙間をなくすことで高音の音漏れと外からの音の混入を軽減出来ます。
うちはホームセンターで売ってあるゴム製の隙間シートでドア部分の四方の隙間を埋めました。
低音による音の振動に関しては建物自体が振動しにくい構造であることが重要です。
低音に関する防音に対しては素人の工夫だけではなかなか難しいかもしれません。てか無理w
単純に間に部屋を1つ設けるのが一番効果的な気がします。
うちのスタジオではミックス・マスタリングルームと録音ブースの間に収納スペースがあり、
その中に使わない機材等の保管として詰め込んでいます。
これだけですが、意外と音の振動はほぼ伝わって来ていません。
ちなみにこれが録音ブース
まったく見えません(笑)
2畳ほどのスペースの壁を作りさらに黒の遮光カーテンで四方を3重に囲っています。
天井はダンボードを少し隙間を空けて設置しています。
厚手の遮光カーテンなどはけっこう吸音と音の拡散効果が高いのでオススメです。
ボーカルやナレーションのレコーディングはカーテンで囲い、
響きが重要なアコギなどのレコーディングにはカーテンを外して響きを得ようという目論。
ただ、まだライトを入れていないので真っ暗なので怖いです。w
あと床ですが。浮き床構造にしています。でも設置した後に気付いたので写真撮リ忘れましたー;;
施行内容としては足の浮き床パーツ(ホームセンターで買えます)をまず床に等間隔に置き。
その隙間にグラスウールを敷き詰めて。
その上に部屋の形に合わせて幾つかに分けてカットした合板を敷いて。
その上からフローリングマットを貼付けています。
が…
この状態だと結構に音の反射や跳ね返りがすごかったのです。
スピーカーからの音の反射がミラクルボンバー!!! ですた(°∀°)b
ということでさらにその上から静床ライトという名前の防音用タイルカーペットを設置。
初めてタイルカーペットなるものを使ってみましたが、
カッターで簡単にカットでき素人でも部屋の形にぴったり合わせて
カーペットを敷き詰めていけるので楽でした。
もっと簡単な方法としてはホームセンターで売っている「すのこ」を使う方法もあります。
必要な数の「すのこ」を用意して。部屋の間取りにぴったり合うようにお店でカットして貰い。
それを床に敷き隙間にグラスウールを詰める。その上にベニヤ板や合板を同じように敷けば完成です。
「すのこ」の足にゴム足などを貼付けて浮かせると。より効果は高くなります。
どちらかというと。こっちのやり方のほうがDIYっぽいアイデアすねw
どちらのやり方も。ようするに振動が響かないようにするのが目的です。
で、電源は色々悩んだ結果ノグチトランス製のオーディオ用アイソレーション電源トランス。
これを2台導入しました。上がオーディオ機器専用。下が機材専用にしています。
電源トランスはFURMANのパワーコンディショナーや
TASCAMのパワーディストリビューターに接続されていて、
そこから各機器へ電源が分配されています。
これをオーディオデッキなどに繋ぐと音がびっくりするぐらい生き生きします。
ちなみにPC関連の電源はAPC社のSmart-UPS 1500という無停電電源装置に繋いでいます。
いざという時の予備電源としてだけでなく、
PCにクリーンな電源を供給して動作を安定させるのにも一役買っています。
電源の取り方としてオーディオ・モニター用、機材用、パソコン関連、家電用と
それぞれ分けるのが決まりです。
理由はずいぶん前にブログに書いた気がするので省略(笑)
ついでにミックス・マスタリングルームから出られる喫煙スペース。
(エアコンの室外機置き場とも言う…笑)
スタジオ内での喫煙は当然ながら出来ないので、
俺を含め喫煙者には何よりもスタジオそのものよりも無くてはならないものですw
ちなみに夜はこの場所からこんな夜景が見れます。
飛行機の離着陸の見れるスタジオもそうそうないはず。自慢のプライベートスタジオが出来ました。
最後に全然違う話。寝室用に新たにオーディオデッキを購入しました。
最近のデッキはこんな安物小型コンポでも結構良い音がするんだなと。
あとオシャレなんだなと。。w
割と気にいりました。
それだけ。w
取り合えず30歳までにプライベートスタジオを作る目標が何とか達成できたので良かった。
これで心おきなく死ねます(笑)
なことはなく.
次はプライベートジェット目指してガンバりますw
STUDIO Air Room(現在PC限定)
で、それに伴い私設のプライベートスタジオ完成!!(去年の夏に…笑)
【STUDIO Air Room】と、名付けました。
全て自身一人のDIYです。意外とキレイに作れたので完成して自分でびっくりしました。w
賃貸マンションの一室をミックス・マスタリングルーム専用に改造。
マンションがSRCで壁、天上床が全てコンクリートの6面RCという構造。
(まぁようするに防音性能が高いと)
かつ、すぐ側が空港なので元より簡易防音されてあるという物件です。
まぁ自作なので、なにかしらボロは出るかもしれませんが。。
ちなみに最上階角部屋なのが部屋選びの決め手でした。
天井と壁はそれぞれ異なった吸音材を使用しています。
天井はウレタン素材をトタン状にカットされたパネルを向きを交互に設置。
こうすると、なんとなくオシャレでかっこ良いw これの目的は音の吸音と拡散です。
よく安いスタジオなどで見かけるタマゴパックのアレのちゃんとしたやつですw
ちなみにたまごパックに大きな効果を期待してはいけません。
あれは音の拡散をしたつもりになれるアイテムですw
この手のアイテムの貼付けにはニトムズの剥がせる強力両面テープがオススメです。
壁はクロス張りされたダンボードというロックウール(細かいガラス繊維)素材の吸音材。
グラスウールやロックウールは切断・曲げなどが容易で加工が簡単にでき。
また防火性能に優れています。
最近の建築物の断熱材としてアスベストの代替材として広く使われています。
また吸音効果が高いのでスピーカーの内部材としてもよく使われています。
今回のロックウールの使用目的は当然ながら吸音です。
グラスウールは10kg/m3、32kg/m3など色々な密度のものがあります。
またより密度の高い高性能グラスウールなんてのも。
吸音目的で使用する場合は出来るだけ密度(数値)の高く繊維の細かいものが良いです。
気を付ける点はグラスウールは水分を含むと簡単に潰れ縮みます。
一度でも水気を含むと乾燥させても(てか乾燥自体が困難)形状と体積は二度と回復しません。
そうなってしまった場合は断熱性は当然ながら吸音性能が極度に低下します。
例えば汗ばんだ手で押さえるだけで簡単のその湿気を吸い取ってしまうので取り扱いには注意です。
グラスウールやロックウールはカッターで簡単にカット出来るので施行は割と簡単。
カットした部分は白い布テープで覆っています。
クラフトテープよりは布テープの方が粘着力が強いのでオススメです。
壁全面に設置するとコンクリート打ちっぱなしのようにも見えるので
上手く使えばインテリアとして違和感の無い範囲で使えます。
これの設置にはホームセンターなどで売っている仮止め用の細い釘で壁に打ち込んでいます。
両面テープでの張りつけはあんまりオススメできません。
本体そのものは軽いので仮止め用の釘4本程度で十分設置出来ます。
(天井の場合は6本の方が安全です)
仮止め用の釘程度の穴であればあまり無茶を出来ない賃貸マンションでも使用可だと思うので
これから自身でオーディオルームを作りたいなどの方にはオススメの施行方法です。
ちなみに表面のクロスに多数のガラス繊維がくっついているので
施行後には表面を丁寧に掃除機で吸い取った方が良いです。つーか必ずやっておいた方が良い(汗)
なにもしないでいると部屋にガラス繊維が舞ってチクチクします。たぶん。
上二つの吸音材はともすれば防音と勘違いされがちですが、
これらは単体では防音効果はほぼないです。
うちのスタジオでは吸音材の下地にダイケンの遮音シートを使用しています。
まぁ名前の通り音を遮断するものです。写真は壁にタッカーで貼付けている途中のもの。
ゴムシートに鉛を含んだシートでかなり重たいです。
これと吸音材の下地として併用するとある程度ですが防音効果が期待出来ます。
効果と構造を簡単に説明すると、音はまず吸音材で幾らか吸収され、
吸音材を透過した音は遮音シートにぶつかって軽減されて壁に当たるということです。
うちはそれほど防音に神経質になる必要がないのであまり重ねてはいませんが、
何重かに重ねた方が効果は見れるはずです。
より確かな防音がしたい場合はそこからさらに固く密度があり分厚い壁を作り、
空気層を作り、さらに固く密度があり分厚い壁があれば防音性は高くなりますが、
個人では予算的にはあまり現実的ではないです。
あとは部屋の隅々の隙間をなくすことで高音の音漏れと外からの音の混入を軽減出来ます。
うちはホームセンターで売ってあるゴム製の隙間シートでドア部分の四方の隙間を埋めました。
低音による音の振動に関しては建物自体が振動しにくい構造であることが重要です。
低音に関する防音に対しては素人の工夫だけではなかなか難しいかもしれません。てか無理w
単純に間に部屋を1つ設けるのが一番効果的な気がします。
うちのスタジオではミックス・マスタリングルームと録音ブースの間に収納スペースがあり、
その中に使わない機材等の保管として詰め込んでいます。
これだけですが、意外と音の振動はほぼ伝わって来ていません。
ちなみにこれが録音ブース
まったく見えません(笑)
2畳ほどのスペースの壁を作りさらに黒の遮光カーテンで四方を3重に囲っています。
天井はダンボードを少し隙間を空けて設置しています。
厚手の遮光カーテンなどはけっこう吸音と音の拡散効果が高いのでオススメです。
ボーカルやナレーションのレコーディングはカーテンで囲い、
響きが重要なアコギなどのレコーディングにはカーテンを外して響きを得ようという目論。
ただ、まだライトを入れていないので真っ暗なので怖いです。w
あと床ですが。浮き床構造にしています。でも設置した後に気付いたので写真撮リ忘れましたー;;
施行内容としては足の浮き床パーツ(ホームセンターで買えます)をまず床に等間隔に置き。
その隙間にグラスウールを敷き詰めて。
その上に部屋の形に合わせて幾つかに分けてカットした合板を敷いて。
その上からフローリングマットを貼付けています。
が…
この状態だと結構に音の反射や跳ね返りがすごかったのです。
スピーカーからの音の反射がミラクルボンバー!!! ですた(°∀°)b
ということでさらにその上から静床ライトという名前の防音用タイルカーペットを設置。
初めてタイルカーペットなるものを使ってみましたが、
カッターで簡単にカットでき素人でも部屋の形にぴったり合わせて
カーペットを敷き詰めていけるので楽でした。
もっと簡単な方法としてはホームセンターで売っている「すのこ」を使う方法もあります。
必要な数の「すのこ」を用意して。部屋の間取りにぴったり合うようにお店でカットして貰い。
それを床に敷き隙間にグラスウールを詰める。その上にベニヤ板や合板を同じように敷けば完成です。
「すのこ」の足にゴム足などを貼付けて浮かせると。より効果は高くなります。
どちらかというと。こっちのやり方のほうがDIYっぽいアイデアすねw
どちらのやり方も。ようするに振動が響かないようにするのが目的です。
で、電源は色々悩んだ結果ノグチトランス製のオーディオ用アイソレーション電源トランス。
これを2台導入しました。上がオーディオ機器専用。下が機材専用にしています。
電源トランスはFURMANのパワーコンディショナーや
TASCAMのパワーディストリビューターに接続されていて、
そこから各機器へ電源が分配されています。
これをオーディオデッキなどに繋ぐと音がびっくりするぐらい生き生きします。
ちなみにPC関連の電源はAPC社のSmart-UPS 1500という無停電電源装置に繋いでいます。
いざという時の予備電源としてだけでなく、
PCにクリーンな電源を供給して動作を安定させるのにも一役買っています。
電源の取り方としてオーディオ・モニター用、機材用、パソコン関連、家電用と
それぞれ分けるのが決まりです。
理由はずいぶん前にブログに書いた気がするので省略(笑)
ついでにミックス・マスタリングルームから出られる喫煙スペース。
(エアコンの室外機置き場とも言う…笑)
スタジオ内での喫煙は当然ながら出来ないので、
俺を含め喫煙者には何よりもスタジオそのものよりも無くてはならないものですw
ちなみに夜はこの場所からこんな夜景が見れます。
飛行機の離着陸の見れるスタジオもそうそうないはず。自慢のプライベートスタジオが出来ました。
最後に全然違う話。寝室用に新たにオーディオデッキを購入しました。
最近のデッキはこんな安物小型コンポでも結構良い音がするんだなと。
あとオシャレなんだなと。。w
割と気にいりました。
それだけ。w
取り合えず30歳までにプライベートスタジオを作る目標が何とか達成できたので良かった。
これで心おきなく死ねます(笑)
なことはなく.
次はプライベートジェット目指してガンバりますw
STUDIO Air Room(現在PC限定)