コンデンサーマイク 2 | ギター兄ちゃんの独り言…

コンデンサーマイク 2

ちょっと書くのが面倒だったんでしばらく休んでました(笑)

とりあえず前回のコンデンサーマイクの続きです☆

コンデンサーマイクを使うメリットは、わずかな音にも敏感に反応するってことです。逆に言うとダイナミックマイクは良くも悪くも繊細な音は拾えないってことなんです。

ダイナミックマイクの振動板は"コイル"という重りがついているため出音自体にある程度の音圧が必要となります。コンデンサーマイクの場合は振動板が非常に薄くて軽い金属膜で作られており、
そのためわずかな音圧でも音を拾う事ができます。

この振動板の反応のから分かる通りコンデンサーマイクはそれだけ繊細でリアルな音が拾えます。
さらにコンデンサーマイクは低音から高音まで拾い範囲の音を拾う事ができる特徴を持っているため、ボーカルやアコギなど生楽器の出音の発信部からマイクに音が届くまでの空気の揺れまでも忠実に拾うことが可能で、
例えば録音のなどで使用すると非常にクオリティの高いレコーディングが行えるというわけです。
逆にダイナミックマイクは音圧が高いドラムやベース、ギターなどのそれほど複雑でない単純な構成の音を出す楽器に向いているというわけです。

で、コンデンサーマイクには【コンデンサー 1 】で書いたように
"ファンタム電源"なる専用の電源の供給が必要です。
最近ではMTRなどのデジタルレコーダーやPC録音用のオーディオインターフェースの入力ジャックに供給できるように装備されていることがほとんどですが、
古いタイプや安価なモデルだと付いていないこともあるので、その場合は別途、ファンタム電源を供給できるマイクプリアンプやファンタム電源の供給機などの外付けの電源が必要になります。

そこで注意しなければならないのが電源の入れ方と切り方!
コンデンサーマイクの電源の入れ方と切り方には順序が決まっていて、

「マイクを挿す → ファンタムON」

「ファンタムOFF → マイクを抜く」

これを間違えるとマイクの特性が変わるなどの音質の変化が起きます。

また高い頻度で壊れる可能性があるのでコンデンサーマイクの電源の取り方を守るのは基本中の基本なんで音楽やっている人間は「ドレミファソレシド」と同じぐらい必ず覚えておきましょう♪
メーカーの修理依頼のほとんどのケースが電源の取り方の間違いでの故障だそうです。
が、その場合の修理は内部部品の交換となってしまい新品を買うのと同じぐらいの金額になってしまいますので、これからコンデンサーマイクを買おうという人は気をつけておくんなましm(_ _ )m

STUDIO Air Room(現在PC限定)