天職ってなんだろう | モダンガールのやさぐれ道

天職ってなんだろう

天職ってなんだろう。

まだ働いたこと無いから本当のところはわからない。


朝日新聞の生活面で

テイクアンドギヴ・ニーズの野尻佳孝社長(33)と

横浜市の路上ミュージシャン山根哲彦さん(27)を比較して

天職とは何かを問う3日間の連載があった。


一方は今をときめくヒルズ族。社長。

一方はメジャーデビューを目指すミュージシャン。

対極の人生だ。


あたしは

「自分のやりたいことって何だろう?」

と毎日必死に考えて就職活動をしていた。


この連載を読んで感じたのは

就職は必ずしも将来を決定するものではない。

ということ。


ある程度人生を左右するとは思う。

就職すると少なくとも一日8時間、

週5日会社で過さなければならないのだから。

生活のほとんどを支配されることになる。


だからこそ、やりたいことを。



そうあたしは考えて就職活動をした。

結果、あたしは就職活動中の思いとは

別の業種の職に就くことになった。

就職活動を開始した当初の自分だったら

きっと許せない結果だったと思う。


それに未だに

あと半年で自分が仕事をしていることが想像できない。

今なんか朝9時に起床して

「あたし、休み中なのに規則正しいやん!」

なんて思っているけど、

就職したら

トイレ行って、顔洗って、ご飯食べて、

通勤ラッシュのおっちゃんサンドイッチの具状態と格闘して

この時間には会社で仕事を始めていなければならない。



やりたいこと。

それをやってお金を稼ぐことができたら

「夢を叶えた」といわれる。


それをやっいてもお金を稼げないと

「就職もしないで・・・何やってんだ」といわれる。


野尻さんはもちろん素晴らしいと思う。

あたしにはそこまでのノウハウや行動力や統率力

それから儲ける能力がない。(これから自分がどう化けるかもわからんが)

でも、山根さんもすごいと思う。

今のあたしの感覚ではマネできないからだ。

肩書きも全て捨てて、自分一本で路上に立つ勇気はあたしにはない。


今まで人並みに夢は見てきた。

ただ、それを行動に移すことができるかできないか。


行動に移すって難しいと

最近つくづく思う。

今だって

「卒論どうしよう・・・」

「バイトもうひとつ掛け持ちしないと・・・」

「卒業までに海外旅行したい・・・」


なんてつぶやいているけど

この文章書くのに3時間位かかっている。

3時間というのはもちろん上手く言いたいことを

言う為に推敲を重ねたのさ!

というのは嘘で、

安くて可愛くて一点もので個性的なアクセサリーが欲しいなぁ

と思って手作りアクセサリーのサイトを

廻り巡ってウインドウショッピングならぬ

ネットサーフィンショッピングをしてしまい(しかも買ってない)

肩こりと目のかすみを併発しているところだ。




「時は金なり」

とデコに刺青でも彫ったほうがいいんじゃないかこの女は。



でも実は、つぶやきのひとつは動き始めてしまった。

バイトがひとつ決まったのだ。

飲食店のランチのホールだ。

大阪の中心地のオープニングスタッフなので

相当忙しいらしい。

プラス、コンビニバイトと卒論。

もう動かないといけないのだ・・・




天職の話から逸れてしまったが

想像するに

あたしが会社に入っても

今ぼんやりと心の奥底にある夢を実現させたいという気持ちが

まだ存在し続けているとしたら


それを行動に移すことが出来ない限りは

夢なんか叶えられないということみたいだ。



「とりあえず」

なんて言いながら働きたくない。

早く大人になりたい。

本当の意味で。



おとなって、おとなって・・・



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いい女は行動力も・・・?