教育改革「誰が引き継ぐのか」関係者困惑|佐賀新聞LiVE
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10101/261349


改革に取り組んだ方が偉大すぎたのか、取り組みが専門的すぎて後継できないのか、それとも後継者が育っていなかったのか、など様々な要因が挙げられると思います。

この傾向、学校での新しい取り組みを始めた時も同じで、リーダーシップを取っていた人が転勤や退職となって同様の事態に陥ります。


その原因、十中八九が後継者が育っていないこと。


リーダーが「育てる」ことを意識していないため部下(同僚)はイエスマンになりがち。

そしてそのイエスマンたちは「指示通り動く」事はできても「思考する」という大事な部分が欠落します。

つまり、リーダーの指導力が偉大だということもあるのですが、指示通り動くことは非常に楽で思考を伴わないからなのです。


そして最も大きな問題点、それは「責任を負う」ことを極力逃避しようとすること。

特に公務員にはこの傾向が非常に強く、「私が責任を持ちます」との言葉を発する者は以前にも増して少なくなっているでしょう。

人によっては「自分を守っている」「保身」という表現になるでしょうか。


「どうすんの?」

「誰がやるの?」

そんな言葉を聞くと

「あなた達は今まで何してたの?」

と問いかけたくなります。


なにか新しいことを始めた時は、最後までやり遂げるだけの綿密な計画と人材育成、職務に対する責任が必要不可欠。

その上で試行錯誤し、さらなる評価改善を加えながら目標達成に近づく道を模索するわけです。


優秀な上司もいずれはその場を去る時が必ず来ます。

いざその時にジタバタしないためにも、各スタッフは性根を据えて取り組んでほしいものです。

せっかく時間と経費をかけた新しい取り組み、頓挫することがないよう頑張ってほしいと思います。