最近、空き地利用に太陽光発電所がいたるところに設置されている。

田舎(千葉県旭市)に住んでいるとちょっと車で走ると、

こんなことろにも、あっ、こんなとろにもという感じで、

たくさんの太陽光発電所の風景が広がりつつあるのを感じる。

住宅の屋根では、スペースにも限りがあるし、

自宅の電力消費の余った分が発電所としての収入になるが、

平地での発電所には、管理者もいないので、

人件費も掛からず、初期投資とメンテナンス料と

たま~に周辺の草刈程度で済む。

メンテナンスも平地なら容易だし、

初期投資資金さえあれば、数十年の耐久性があるから、

地球環境には優しいし、権利収入に繋がるし

言う事なしのビジネスだよな?

ただ、その資金が問題だけど・・・





資料請求と問合せ







あくまでも冷静に見守りたいと思ってますが・・・

とても危険な状況、最悪のシナリオがよぎります。


まず、原子炉の16cmある鋼鉄製の圧力容器が、

どういう状態なのか?考察するに・・・


原子炉内のウラン燃料(UO2ペレット)の融点が2850℃
それを覆っているジルコニウム被覆管の融点は、1850℃
原子炉その物の圧力容器の鋼鉄の融点が1535℃です。


ジルコニウム被覆管は、ウラン燃料の発熱によって

既に溶け出して水と反応し水素が出て爆発をしたのは、

報道された通りだと思います。

それが既に収まったとも思えず、溶融速度の度合いが

あったとしても被覆管はもちろん、4mあるウラン燃料の

溶融も進行してる状況だと推測します。


つまり、ウラン燃料が溶けるという事は、解けたウラン燃料で

鋼鉄製の圧力容器自体の溶融も進行すると思えるのです。


それとも既に溶融が1~3号機のいずれかは、既に溶融が

進行しつつあるとすれば、既に16cmある圧力容器が除々に溶融し、

どこか欠損する(穴が開くとか?)のも時間の問題なのか?

危惧しています。誰も手を付けられない状況かと察します。


という事は、屋外への放射性物質大量放出も時間の問題となります。

何故か?高放射線の為に誰も修復の為に近寄る事ができないから・・・

放射線って、宇宙服かもしくは、鉛やコンクリートの服でも着ないと

遮蔽は厳しいと思ってます。


もちろん、これまで被曝覚悟で、修復に従事されてるみなさんには、

敬意を称します。


参考資料サイト


沸騰水型原子炉の構造(Yahoo Japanより)


 世界の原子力発電所は軽水炉が主流となっている。これは

原子炉の中で燃料のウランを核分裂させ、発生する熱によって

水を蒸気に変え、この蒸気の力でタービンを回し、発電機で電気を

起こす仕組み。東京電力では、原子炉で直接蒸気を発生させる

沸騰水型原子炉(BWR)を採用しており、福島第一原発もこの

タイプになる(東京電力「原子力発電のしくみ」※1.)。

燃料全体を収納している鋼鉄製の圧力容器(厚さ約16cm)の

外側には、さらに鋼鉄製の格納容器(厚さ約3cm)、約1~2mの

厚いコンクリートで造られた原子炉建屋がある(東京電力「多重
防護」※2.)。


※1.原子力発電の仕組み
http://www.tepco.co.jp.cache.yimg.jp/nu/knowledge/system/index-j.html


※2.多重防護
http://www.tepco.co.jp.cache.yimg.jp/nu/knowledge/safety/safety01-j.html


ウラン燃料(UO2ペレット)とジルコニウム被覆管の融点
http://www.gengikyo.jp/report/pdf/tohokutaiheiyoyo_4_FAQ2-1.pdf




ペタしてね

3/11に未曾有の大震災が起きてしまいましたね。

巨大地震・巨大津波・原発の事故のトリプルパンチです。

犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。


さて、原発の事故ですが・・・

そもそも、日本は被曝国にも関わらず、また地震国にも関わらず、

どうして、原子力(核)発電が50数基も稼動しているのか?


その発端には、政治や産業や経済界の工作がありました。

もちろん、エネルギー資源の乏しさも最大の理由ですが、

何も核開発でなくても自然エネルギー開発を真剣に取り組む

政策も取れたはず。つまり選択を間違えたと思ってます。


「工作」とは、次の通りです。


原子力(核)アレルギーのあった日本人にどう「原発」を作るか?
日本のトップたちがこぞって(悪)知恵を絞り、「原子力の平和利用」と
いった一大キャンペーンを行いました。それに一役買ったのが

読売新聞の正力松太郎(元:巨人軍のオーナー)とアメリカのC.I.Aや

政界や産業界です。

興味がある方は、どうぞ下記の本をお読み下さい。

みんなグルなんですよね~。

『原発・正力・CIA』新潮新書 有馬哲夫著
http://www.shinchosha.co.jp/book/610249/

<内容>

「1954年の第五福竜丸事件以降、日本では「反米」「反原子力」気運が
高まっていく。そんな中、衆院議員に当選した正力松太郎・讀賣新聞
社主とCIAは、原子力に好意的な新米世論を形成するための「工作」
を開始する。原潜、讀賣新聞、日本テレビ、保守大合同、そしてディズ
ニー。正力とCIAの協力関係から始まった、巨大メディア、政界、産業

界を巡る連鎖とは・・・。機密文書が明らかにした衝撃の事実。」


・第五福竜丸事件とは、米国の太平洋のビキニ環礁で行った核実験で、

 被曝した日本の漁船の名前で、乗組員らが被曝した事件。


日本の原発地図
http://www.insc.anl.gov/pwrmaps/map/japan.php
それぞれのサイトに2~6基の原発があり、全部で55基(福島原発含む)。

さて、原発だけでも危険なのに、原発から出る廃棄物を再利用して、

また原発の燃料として使用する為に作られた施設が試験段階で、

トラブル続きで、15年も予定より遅れていて稼動の目処さえたって

ません。


それが、青森県の六ヶ所村にある巨大な核施設です。


六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場計画は、これまでトラブル

などで、なんと18回も延期され、建設費も現在まで2兆1930億円に

膨んだそうです。このままだと、ただ単に放射性物質を撒き散らす

施設として存在するだけです。


震災で放射能の恐ろしさに気がついたのを機に稼動永久停止運動を
盛り上げましょう!1997年に完成予定が2012年に延期ってどうなの?


施設を良く理解して止める活動に加わる→止めよう六ヶ所再処理工場
http://cnic.jp/modules/rokkasho/
直接事業体に意見をメールする→日本原燃㈱ご意見箱
http://www.jnfl.co.jp/goiken/index.html
経済産業省へ意見する↓
https://wwws.meti.go.jp/honsho/comment_form/comments_send.htm


◆2011年2月21日のニュースより
「六ケ所村の再処理工場の完成延期、2千億円コスト増」
http://www.asahi.com/business/update/0221/TKY201102210397.html


 日本原燃の川井吉彦社長は21日の原子力委員会の会合で、青森県
六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場の完成を2年延期したことに

伴い、事業費のコストが2千億円強増えることを明らかにした。各電力

会社などに4千億円の増資を募っており、自己資金でまかなうという。


 再処理工場は、各地の原発で燃やした核燃料から、再利用可能な

プルトニウムなどを取り出す施設。昨年9月、それまでより2年遅い

2012年10月に完成を延期した。完成前の試運転で、トラブルが出た

ことなどが原因だ。


 追加のコストは、完成延期でかかる追加工事や人件費の増加による

もの。直接電気料金に反映されるわけではないが、再処理の経済性を

疑問視する専門家もいる。


 原燃が再処理事業を国に申請した89年当時、完成は97年12月、

建設費用は7600億円で済む予定だったが、計画はこれまでトラブル

などで18回も延期され、建設費も現在まで2兆1930億円に膨らんで

いる。