2011年9月17日(土)

今日もいつも通りマイベビちゃんとマイ奥さんが入院している病院へ行く準備をしていたら、マイ奥さんから電話が。

「小児科の先生から連絡があって、何かお話があるみたい。もしかしたらNICUから出られるかもね

「おー。それは良かった!今から行くから話聞きに行こう!」


夫婦ともに心躍らせながらいざNICUへ


マイベビちゃんを見ると相変わらずカワウィー

でもでも相変わらずいろんな計器類や管でつながれている様子。。。


ちょっとその光景を見て、嫌な予感が…

何だか先生の表情もさえないし…


NICU入室前に感じていた期待が徐々に不安に変わっていく。。

そして嫌な緊張感に包まれていく。。。


その嫌~な空気の中で先生が開口一番、


「いろいろ検査してみた結果、赤ちゃんは生まれつき心臓に病気を持っているかもしれません」


「…」


その言葉に絶句すると同時に、心臓の鼓動が早くなっていくのを感じる。


先生が続ける。


「右心室が少し小さいかもしれないです。エプスタイン病の疑いがあります。エプスタイン病とは…」


先生はそのあと心臓の構造とエプスタイン病にみられる特徴について説明してくれた。

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エプスタイン病とは簡単に言うと、右心房と右心室の間についてる三尖弁の位置が内側に落ち込んでいて、その影響で右心室の空間が狭くなってしまう病気らしい。
三尖弁が上手く機能しないと血液が逆流して右心房に流れてしまい、その逆流した血液の一部が右心房と左心房の間にある卵円孔(多くは心房中隔欠損のケースが多いらしい)を通って左心房に流れてしまう。
それによって酸素濃度の低い青い血が肺で酸素を取り込んで赤くなった血と混血し、血中の酸素濃度が下がってしまうことで、チアノーゼの症状が出ていたらしいです。(←あとから調べてわかりました)

詳しい病気の解説はコチラビックリマーク

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「…」



まさかの展開にただただ先生の話を聞くしかなかった。


さっきまでドキドキしていた心臓はバクバクに変わっていた。


「もっと専門的な検査をするために赤ちゃんを別の病院に搬送します」


実はすでにNICU内にはこども病院から来た先生がマイベビちゃんの状態をチェックしてくれていた。


入念に心エコーを取っている様子。


その間はとても生きた心地がしなかった。


マイ奥さんと一緒にずっとソワソワしていた。


「まさかマイベビちゃんが生まれつき心臓の病気を持ってるなんて…」


何かの間違いであってほしいと本気で思った。


でも病的に楽観的な自分もその状況下で楽天的で能天気な思考にはならなかった、、、なれなかった。


心エコーを取ってくれていた先生からも同じような診断を受け、精密検査をするために別の病院へ移ることに。


急いで支度をして、実家から来てくれていたうちの母と弟とともに検査先の病院へ…


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