鄭光誠(チョン・ガンソン) BLOG

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ガッチャンのEnjoy Life Diary

【鄭光誠(Chong GwangSong<チョン・ガンソン>】

 脚本・演出家・監督。

 昭和芸能舎(劇団) に俳優・制作として所属する傍ら、

 外部で、主には舞台の脚本・演出家として活動中。

 ほか、通訳、翻訳なども行っております。

 

 ~プロフィール~

 http://www.showageino.com/cast/chong.html


 鄭光誠  Twitter


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初監督作品、映画「こぃからっさ!」予告編



↑上記画面をクリックしてください。

現在1万再生回数超え!



映画「こぃからっさ!」公式HP




 映画「こぃからっさ!」は、

 第15回 TAMA NEW WAVE 【ある視点部門】

 に選出され、2014.11.28に上映されました。


 


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製作動画予告編


・#1映画「こぃからっさ!」予告編

https://www.youtube.com/watch?v=8PD5eJo7jgg&feature=youtu.be


・#2短編「まとう」予告編

https://www.youtube.com/watch?v=qYvgV62FILw


・#3短編「最期のゲーム」予告編

https://www.youtube.com/watch?v=x1c3PI4cIeE


・舞台「殺意の衝動 -なぜ殺すのか?それが生きてる証明だから-」

ダイジェスト

https://www.youtube.com/watch?v=6u1co0D_ZJA


・舞台「震~忘れない~」予告編

https://www.youtube.com/watch?v=cLsh4WxAtgY


・舞台「WORLD」作品イメージ映像

https://www.youtube.com/watch?v=wSvq5wBrT_0

・舞台「BACK COAT-裏裁判-」予告編

https://www.youtube.com/watch?v=JpFNw8_WOXM


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今年も

沢山の作品、沢山の方々と出会い、支えて頂いた2019年。


ありがとうございました!!!


走り切ったぁという感覚は、正直あまりない。

まだまだ走れる。

途中ふと立ち止まって、自分を見つめ直したこともあるけど、

結果は毎度

「やるっきゃない!前へ進むんだ!」

というところに落ち着いて、

多少のペース配分をしつつ走る。


自分では寿命を前借りして生きてる感覚です。

死んでもいいという感覚より、

自分がやると覚悟決めた道、目指した目標に向かって進んでるだけなんです。

冒険に近い感覚かな。


出来上がった道を進むこともあれば、

突然現れる道、道なき道を進むこともある。

その中でしか発見できないものがある。

たまに、つまずいたり、傷付くこともあるけど、恐れずに進む。


次はつまずかないように、傷付かないように、、、

ではなく!!

更に神経とがらせて警戒心というより、

ワクワク、ゾクゾクしながら歩く。

むしろ速度を上げてしまうぐらい😅


楽しいんです😌

ものを作る過程も、それで思わず悩んでしまうことも、そしてそんな過程を経て、出来たものを見て頂くことも、

ご意見を頂くことも、すべてが楽しいし、嬉しい。


正直、辛いなぁとか、しんどいと思うことはいくらでもあります。

その分、悔しいなぁと思うこと、嬉しいと思うこともいっぱいある。

いろんな感情がごちゃ混ぜです💦


でも、それもこれもぜ~んぶひっくるめて楽しいんです🤗


多分アホなんですかね。


僕はまだまだ全然未熟。

ダメな自分、出来ない自分をとことん追求して責めます。


「お前ごときが何悩んでんの?」

「アンパイ切るな」

「止まるな。動け。視ろ。感じろ」

「やれないのは自分に足りないものがあるからだ」

「だったら前に進むしか手に入らないだろ」

「進む速度が遅い時は、自分に変な固執があるからだ」

「そんなもの捨てちゃえ」

「今の自分が自分を持つなんてまだ早い」

「新しい自分になるために、足かせになる今の自分は捨てろ」

などなど。

いろんなことを脳内で反芻しています。


人間、どうしてもキャパはある。

でもそのキャパは、捨てることで空けることも、

対価を払うことで増やすことも、保存携帯することもできる。


レッスンや現場で、

ヒントは日常にあるとよく言ってます。


役で悩む人は、確かに参考資料として、

映画や舞台などを見ることも大事ですが、

演じるのは人間が人間を演じるわけなので、

*たまに違う時もあるけど

日常で生きる人たちの表情や歩き方や喋り方を見聞きし、

そこから自分自身が何を感じ取れるか、

その感覚は必ず役に活きると思うんです。


自分だけの世界に没頭するために、

イヤホンつけて、携帯見てれば、そりゃ分からないと思う。

だって、人を演じるのに、人を見てないし、感じてないんだもん。

大してニュースも見てないし、

日本だけの、東京23区(実質は2~3区内)での活動しかしてないのに、

分かるわけがない。


臭い言葉だけど、

「世界は広い」


自分の知らない世界はたくさんある。

大事なのは、知ろうとするかどうかだと思う。

なんとなくではなく、

しっかり、とことん向き合う!


なんか色々まとまりなく書いてしまってすみません。

自分の頭の中の整理も兼ねて、書いてしまってる部分はあります🙇‍♂️


きっと来年も走り続けることになりますが、

どんな道を進むのか。

どんな道が待っているのか。

新しい道も開拓しようと思っているので、

それも含めて、いろいろと楽しみな2020年になりそうです。


いや、します!ww


改めまして、

2019年、本当にありがとうございました!

そして、皆様、お疲れ様でした!

また来年も元気な姿でお会いしましょう!!!



↑今年一番食べたサムギョプサル🥩

舞台「DOUBT -真実と虚構-」、全公演終了!
ご来場頂いた皆様、有難うございました!


攻めに攻めまくった本作。
作品内で提示する情報で、いかに想像を広げることができるかが課題でした。
また、感想も見事すっぱり賛否両論になりましたが、
それも狙いの一つ。
共感できる。共感できない。気分が悪い……etc

この作品は、皆様の感想があって初めて完成する。
その理由のヒントは、登場人物たちにあります。

もう一つ
最後のリンチについて。
なぜ殺人を犯した人間がやれなかったのか?
なぜ蓮を選ばなかったのか?
この理由は様々な憶測があると思いますが、それでいいんです。
僕らの中での答えはあります。
でもそれを提示してしまうのはこの作品の意義がない。
見て頂いた皆様の感想こそがこの作品の最後のピースになる。

作品はいつも自分が書きたいことを書いてはいるけど、
そのスイッチを入れるのはいつでも世の中で起きている事件たちです。

あおり運転
高齢者の運転事故
家族間の殺人
*殺人事件の53%
イジメ
etc

これらをギュギュっと詰め込んだ集合体として描いたのがDOUBTです。

ちょっと攻め過ぎたかな?と思いつつも、
今の自分を全て詰め込んだので後悔はない。
だからこそ、うまくいったこと、そうじゃなかったことを見極めて、
次にいかしていきます。

ちなみに、
今回のDOUBTにはちょっとだけ昨年上演したBACK COATが出ていました。
露骨に出さず、あえてちょろっとだけ出して
気付く人には気付いてもらえるぐらいの要素にしました。
「調べられている」、「裏の組織」というワードがそれに当たります。


前作「BACK COAT」で二階堂光輝役をやった八雲が来てくれました!
二階堂は、BACK COATの代表という設定。


そして、同じくBACK COAT出演し、見事怪女を演じた劇団の先輩、絵美さん(右から二人目)もご来場。
絵美さんは、円城寺綾という主人公家の家庭教師役でした。

前回の美術が、下の写真。


そして今回は、
美術セットは木くずなどを用いて廃倉庫が完成☆

↑開場直後

↑開演五分前

役者からは劇場入りした時、
「これまだ掃除してないだけですよね?」
と言われたので、
「完成形です!」と伝えると、みんな唸っていましたww

この企画は、
来年も12月にやる予定です。
詳細はまたおって報告しますが、
来年はバイオレンス要素をほぼなしにした、
ミステリー要素の強い作品になる予定です。
あ、BGMなしの会話劇は変わりありません🙇‍♂️

来年は更なる進化をお見せできるよう、
精進していきます!

「チェンジオブワールド2019」
無事に閉幕いたしました。

ご来場くださった皆様、
本当にありがとうございました!



5年もやったんだぁと若干感慨ひとしおな今日。

今回新たに
担任の教師というキャラクターを取り入れ、
また今まで描いていなかった龍司(中身は悠斗)の途中心情シーンも入れたりしました。

書き直す上で一番大事したのは、
【距離感】でした。

いじめっ子といじめられっ子の距離感。
その二人と関わる人達の距離感。

そして、
その距離感はこの題材に対するそれぞれの認識度でもありました。

だからこそ、
様々なご感想があって当たり前だと思っています。

この題材を重くすることもできました。

ただそこは、
作った当初からそこまでえぐってほしくはないという部分があり、
過去4回はえぐりすぎずという部分を探ってきました。
今回は、少し題材の要素を増やしてもいいというお許しも頂き、
描こうと思いましたが、本来のコンセプトでの大枠構成部分があったため難しく、
そういった意味で、作品においては
それぞれの距離感を大事にし、
見てくださるお客様には、それぞれの視点という部分を
演出要素に入れたつもりです。

ゆえに今回の作品は、
イジメという題材をもとに、それに関わった人達の群像劇でもありました。

入れ替わるなんてことはありえないので、
その時点でこの物語がファンタジー的括りに入りますが、
それに関わる人達や、現象はリアルなものです。

そして、この問題は、
学生だけの問題じゃありません。
大人になったって、いくらでもある問題です。

言うべきかどうか迷いますが、
僕は在日コリアンです。
在日というだけで、毛嫌いする方もいらっしゃいます。
でも、一緒に顔を合わせて話せば、
同じだったといって、仲良くなれるケースもあります。

この作品の根幹には、
そういった僕の根の部分が、無意識の中で入っているんだと思います。

あとは、
悠斗の夢でもあった小説の世界への第一歩だったのかもしれません。
悠斗(外見は龍司)が、後半に明日香がいなくなったあとに、龍司(外見は悠斗)に言う言葉。
悠斗の強さであり、悠斗の世界を広げた瞬間なのかもしれません。
こればかりは本当に難しい問題なので、
なんとも言えない部分ですし、悠斗だから言えたのかもしれません。

でもだからこそ、
いかに向き合っていくか

これが大事なんだと思っています。

ご来場頂いた皆様、
応援してくださった皆様、
キャスト、スタッフの皆様、
本当に、本っ当にありがとうございました!