3000人以上の給与明細がWeb上に公開 | Go`s Bar ~熊谷豪のブログ~

3000人以上の給与明細がWeb上に公開

ビジネスSNSサイト「キャリコネ」 というサイトがあります。最近プレスリリースが流れていたのを見て、「むむっ」と思ったので少し触れてみます。


過去に以下のエントリーを書きました。


従業員が給料や社長評価を暴露するソーシャルサイト

今回、「キャリコネ」 のプレスリリースにはコンテンツ「企業レビュー」をリニューアルするといった内容が書いてあります。


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【リニューアル・メインコンテンツ】
インターネットサイトでは、日本初「働く人による給与明細の公開」大手企業をはじめとする、3000人以上の方の給与明細・勤務している会社についてのアンケート結果をWeb上に公開しております。ユーザがそれらを見るためには、ご自身の給与や勤務している会社についてのアンケートに回答する必要があります。


【ターゲットユーザー】
ビジネスパーソン全般


【コンテンツ内容】
・従業員/元従業員による
弊社が収集した企業リスト(約10万社)に対する給与明細/評価アンケートの投稿/閲覧
・従業員/元従業員による、
弊社が収集した企業リスト(約10万社)に対するクチコミの投稿/閲覧

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とうとうこういったサイトが登場したか、といった感じです。実は「リクトモ」 を運営している関係上、日本のSNSサイトには複数登録しており、「キャリコネ」にも登録しています。


実際に中身を見てみると、意外や意外結構多くの企業のレポートがアップされているのです。例えば、「ソニー」「エヌ・ティ・ティ・ドコモ」「野村総合研究所」「富士通」「モルガン・スタンレー証券」「サイバーエージェント」「日産自動車」などなど結構な企業がアップされています。


ちなみにブログパーツがあったので、右サイドに掲載してみます。


このサイトうまいな、というのが実感です。基本的にサイトが流行る流行らないに関しては、知る由も無い部分ではあると思いますが、実際にアメリカで既にあるビジネスモデルを導入し、倫理的にギリギリのラインではあるけれどもうまくユーザーのニーズを汲んだサイトになっていると思います。


確かに就職活動では「みん就」がこのようなサイトとして存在していますよね。こういったサイトを見るといつも疑問になるのが、収益化についてです。


この企業は人材紹介もされているようなので、特にサイト自体が収益を生み出さなくても問題は無いかと思いますが、いずれはサイトでの広告収入を狙われるのではないかと勝手に想像しています。

しかし、如何せん口コミサイトというのは広告収入が得にくいのではという仮説があります。とはいっても、ユーザーの倫理感が強く求められるサイトに関してはです。


サイトへの書き込みがユーザーに委ねられるため、どうしても不適切な発言や、信憑性の低い内容が掲載されることにもなります。そうなると、サイトを見る人の心理状態もあまり良くない場合が多いわけです。所謂、ネガティブな心理状態
が発動しているということです。

その状態のユーザーに対して広告を出したいという企業がどれほどあるのだろうかと思うのです。


昨年アカウントプランナーをしていた時も疑問でしたが、やはり今も仮説のままです。もし、こういったメディアを運営されている方がいらっしゃるようでしたら、一度お話が聞きたいものです。




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