手術をすれば、当然その後は
療養生活が待っています。

乳腺摘出術の後は、
さほど大変なことはありませんでした。

子宮卵巣摘出術・膣狭小化・尿道延長術を
同時にした時は、立っていると
どんどん股間が痛くなってきて、
とても普通に歩ける状態ではありませんでした。
座る時も、股間に当たらないように
浅く、静かに座るという日々を
退院後1か月以上続けました。

それに増して、排尿パックを足に巻き付けながらの生活。周りにバレないか冷や冷やしたし、生理用ナプキンを付けての生活も、うんざりでした。

過ぎてしまえば忘れますが、
その時は、1日1日がとても大変です。


そして陰茎形成後。

僕の場合は太もも皮弁なので、
太ももから切り取った皮膚や縫い傷が
突っ張って、いろいろな動きが制限されます。



足が痛すぎて少し歩くだけで精一杯
寝返りをするのにひと苦労
足をピンと伸ばせない
あぐらをかけない
足を組めない
靴下を履くのにひと苦労
座る時はすごく浅く静かに座る
トイレにちゃんと座れない
落ちた物が拾えない
立つ時はそーっと立つ
大便が踏ん張れない


と言った所です。

足の痛みはだいぶ引いてきましたが、
痛くならないよう、
つい、へっぴり腰のような
体制で歩いてしまうせいか、
今度は腰痛がやってきます。


そして毎日7、8分ほど使って、
陰茎や太ももの傷口に軟膏を塗ったり、
ガーゼ交換をします。



これを乗り越えた先に、
立ちションなど、自分が夢見た生活が
待っています。


「無痛」という感覚を2か月以上
味わっていなくて、ストレスに感じる
こともありますが、
この先の何十年を快適に過ごすための
大きな一歩と考えれば、
乗り越える活力が湧きますねウインク


Agent G(エージェントジー)
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