※ブルームバーグより出典

海運業界の代表的な景気先行指数のバルチック海運指数(BDI)が
2008年の世界的な金融危機直後の水準まで急落し、海運市況の先行きに不透明感が強まっている。



BDIはロンドン海運取引所に上場している鉄鉱石、石炭、穀物を運ぶ不定期船の運賃指標。
25日のBDIは前日比23ポイント低い784ポイントとなった。
BDIが800ポイントを割り込むのは2009年1月以来となる。
BDIが低下すると、ばら積み貨物船を運航する海運会社の業績が悪化する可能性が高い。

海運業界では、BDIの急落について、
先進国の財政危機による景気不透明感から海上物流が急減する中、
好況時に発注された船舶が投入され、輸送能力が供給過剰になるためと分析している。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/27/2012012700688.html

世界経済の健全性、NYダウの半年先を占う先行指標ともいわれる
バルチック海運指数。これが大暴落しているのです。



直近の値は651、なんとリーマンショック直後の最安値を更新しました。

Baltic Exchange Dry Index (BDI) & Freight Rates
http://www.bloomberg.com/quote/BDIY:IND

この指数暴落が意味するところは、中国経済の悪化です。
中国は今や崩壊寸前、原料輸送の需要が深刻なレベルで落ち込んでいます。
※中国崩壊が支配エリートの目論見通りか、計算外かは要検証です

バルチック海運指数(バルチックかいうんしすう、Baltic Dry Index)とは・・
通称BDIは、ロンドンのバルチック海運取引所が発表する外航不定期船の運賃指数。バルチック海運取引所は海運会社やブローカーなどから鉄鉱石・石炭・穀物といった乾貨物(ドライカーゴ)を運搬する外航不定期船の運賃を聞き取り、結果を取りまとめて同指数を算出、発表する。基準となる1985年1月4日を1000として算定している。



バルチック海運取引所のサイトでは、登録企業向けに毎営業日のロンドン時間13時(日本時間22時、サマータイム期間中は21時)に発表される。

特に、当指数が注目を集めるようになったのは、中国の鉄鉱石輸入を始めとする世界的な原料輸送需要の高まりが背景にあった。2008年5月20日には過去最高の11793を記録したが、リーマンショックの影響もあり2008年12月5日には663まで低下した。

バルチック海運指数 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%83%E3%82%AF%E6%B5%B7%E9%81%8B%E6%8C%87%E6%95%B0

この指数が暴落しているのに、株価が上げ止まっているという不気味さ。
その意味は--実体経済とかけ離れた量的緩和による、株価のかさ上げです。
ダウの適正価格は3000ドルともいわれており、今の水準はあまりに高すぎると言えます。


オバマ大統領の「雇用回復のために製造業を復活させる」宣言もむなしく、
既に実体経済は死滅寸前であり、これ以上膨らませればダメージは深刻となります。
オバマ米大統領、中小企業の税制優遇措置拡充を目指す-起業家支援へ - Bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LYOXGT0D9L3501.html


既にアメリカは内戦の準備に入ったとの情報も流れています。



The transportation of new Tanks & armored vehicles in California.World War 3 is about to take place!
http://www.youtube.com/watch?v=FgcP-6dKCD8

不気味な戦車の輸送-それも尋常でない量です。
いよいよアメリカは自ら崩壊の道を選ぶことになるのか?

アメリカでは、2011年だけで1,080万丁もの銃が売れました。
これは、世界でもっとも大きな14の軍隊を併せて、
そのすべての現役軍人が所持している銃の数より多いのです。


※過去10年間で50%以上もの伸びを示す銃火器の売上

The Right to Bear Arms: Over 10,800,000 Guns Sold in the USA in 2011
by Mac Slavo 2012年1月21日
http://www.shtfplan.com/headline-news/the-right-to-bear-arms-over-10800000-guns-sold-in-the-usa-in-2011_01212012
Ammolandによれば、アメリカで去年、購入された銃の数は、世界で最も大きい14の軍隊の現役兵士が持っている銃の数より多いのです。

Russia Russian Federation 1,027,000
North Korea 1,106,000
South Korea 687,000
Vietnam 455,000
India 1,325,000
China 2,285,000
Iran 523,000
United States 1,468,364
Republic of China 290,000
Brazil 327,710
Pakistan 617,000
Egypt 468,500
Cuba 49,000
Ukraine 129,925
Above Total = 10,758,499

アメリカに住んでいる人たちは、まずヨーロッパの動向をウォッチし、経済崩壊ドミノが、いよいよアメリカに飛び火するような段になったら、アメリカを出国することも選択肢のひとつに加えておいたほうがいいと思います。
ただ、これも「ジェラルド・セレンテのようなアメリカで信頼されているアナリストたち」が言っているに過ぎません。
崩壊までのタイムラインは、アメリカとヨーロッパと同時になる可能性もあります。

日本も、もちろん、今までなかったほどに大打撃を受けるでしょう。

経済崩壊に備えて銃を買うアメリカ人 | カレイドスコープ
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1079.html

時期的にも不気味です。



日米同時デフォルトの噂が流れる、2月11日に照準を合わせているのか?
それとも3月20日のギリシャ危機、米金融機関の破綻に備えているのか?
あるいは、第三次世界大戦を企むのか?


大統領選を呑気にやっている場合ではないのかもしれません。


http://www.news-us.jp/article/250183505.html