オセアニア通貨は下降トレンドに?
昨日の夜、NZドルを決済して豪ドル/円とAUD/ドルをショートしました。
イスラエル・レバノン停戦が決まったことや、アラスカ製油所操業継続のニュースが原因となって資源国の通貨が下落したようですが、今日の動きを見る限り相場の反応は限定的で、過熱感のあった豪ドルに冷水を浴びせるまでは至らなかったようです。
唯一ランド円がじわじわと17円を切って下落していますが、単純に調整が入っているものと考えています。
晩婚化、少子化、ペットの擬人化
隣の写真は我が家のヒナタ君、元気一杯やんちゃなフェレットだ。
フェレットについては記事の最後に。
ヒナタはペットではあるが、わが子のような側面ももっている。
少々複雑なのだが、私の現在の家庭環境は婚約者とヒナタの三人で成り立っており、ある意味この社会で若者が作る家族のモデルの一つと言える気がする。
この間も書いたが日本の少子化は深刻だ。私自身も子供を持つ気はない。将来の展望的にも子供を育てていく自信はもてないし、収入面でも到底不足だ。
原因としては今の仕事をいつまで続けられるか分からないことと、低収入な点が大きい。正直、自分の生活で手一杯であり、国力や年金の心配はしていられないし、通勤が多少大変であろうとも、自動車を買うよりは投資にお金を回してみたりしている。
八月十二日の為替王さんのブログにこんな記事が載っていた。
『日本の社会保障給付費は70%が高齢者関係であるのに対して、児童・家族関係はわずか4%で、非常にいびつであるとの指摘があります。1人あたりに換算すると、高齢者は1人当たり約247万円もらっているのに対して、子供は1人当たり約17万円だそうです』
少子化が進むわけである。正社員に対してフリーターが配偶者を持つ割合は半分というニュースもあった。収入がなくては結婚もままならない。自分は違うが、家庭をもつこと、労働して納税することに意義を感じなくなる人もいるだろう。
増税が推し進められるにつれて、生活保護制度のゆがみが社会問題として浮き彫りになってきた。
年金をもらえない高齢者が、年金代わりに死ぬまで生活保護を受け続ける。
最低賃金以上の手厚い保護に、働かないで生活保護に依存する若者が増加している。
偽装離婚で生活保護資金を使い、子供を育てる夫婦が出てきた。
国民年金を納税するのは無駄である。フリーターとして苦しい生活をするのは損である。児童手当はまったくもって不足としか言い様が無い。なんて、言いたくなってしまう笑えない現状。
日本はいざなぎ景気をも超えようとする好景気、なんて言われているようだが、このような多額の<借金>を産み出して作った好景気は近い将来かならず返済を迫られる。この好景気が終わった時、日本はどうなるのだろうか…。今後の舵取りに期待したい。
フェレットについて
イタチをペット化した動物といえば分かりやすいと思うが、まだ日本では馴染みの薄いペットといえるかもしれない。
暑さに弱く特有の病気も多いため飼い易いペットとはいえないが、非常に人懐っこく好奇心旺盛で、五歳児程度の知能があると言われている。
近年、日本の家族形態は変化し、ペットは愛玩動物から名実共に家族の一員となった。しかし、それを素直に歓迎していいものかは複雑なところである。
弱いGDPの影響?
円が売られはじめ、一気に116円まで到達しました。本日発表のあった日本のGDPが予想より弱かったため、のようですが、薄商いの盆休み中のことです、相場が極端に反応しただけかもしれません。
テロ計画発覚で一時下げていたポンドですが、しっかりと回復しています。ユーロといいポンドといい、いい加減過熱気味だと思うのですが、今はまだ円高リスクも残っているため他の通貨まで手が伸ばせません。AUD/ドルもロングがたまりすぎていると思うので、ショートを仕掛けてみたいところなのですが…。
06/8/11 現在のポジションは軒並み上がってくれています。
ランド/円 平均16.51でロング中
買い 一万 16.81
買い 九万 16.74
買い 五万 16.05
ドル/円 平均113.73でロング中
買い一万 111.19
買い二万 111.50
買い一万 110.64
買い一万 110.74
買い二万 112.29
買い三万 113.29
買い二万 113.33
買い五万 115.31
買い三万 117.11
NZドル 買い一万 73.09
ランド円
ゆっくりとしたペースで回復を続けていたランド円がようやく17円台に乗りました。
ドル円は不安定な値動きのままですが、こちらのポジションのおかげで資産合計は何とか安定しています。
一時115.7をつけたドル円はそのまま116円に挑戦するかと思ったのですが、結局115円付近をウロウロしています。ここを中心としてしばらくレンジ内取引が続きそうです。
日本は好景気だと数字は示しているようですが、本当にそうなのでしょうか?
企業の収益はパートやアルバイトで人件費を削って作り出したもので、本当に景気がいいとは言えない気がします。
国力の要である出生率は過去最低を更新していっていますし、そんな状況での世界一の長寿国は世界一の高齢社会を容易に想像させます。にも関わらず福祉関連は他国に比べて未整備が目立ちます。好景気なのに!
願わくば、給与がしっかりと団塊世代並に上がってもらいたいものです。
金利据え置き
FOMC後、乱高下はあったようですが、幸い私の注文には引っかかっていませんでした。
大方の予想通りの据え置き、利上げ休止の結果だったわけですが、これで幾分円高リスクは減ったと思われます。
朝七時半現在、ドル/円はじわじわと上げており、ひょっとすると116円に手が届くかもしれません。なんといっても日米にはまだ5%もの金利差があるので、利下げでなかったため、FOMC前に調整されたポジションが高金利通貨のほうへジワジワ流れると思われるからです。
しかし、その後はわかりません…。しばらくまた円安になる、といいのですが…。