増し玉について解説します。
最初に、増し玉をするタイミングですが、
「トレンドが発生しているとき」に限ります。そうでないと、増し玉を
した直後に逆方向に動くなどして大きな損失を抱える事につながりかねません。
トレンドの発生をどうやって見極めるかというのが大前提になりますが、
わかりやすいポイントとしては
「最低四時間足、通常日足、更には週足のEMAがパーフェクトオーダーで
一方向に向いている時に、その方向にサポートやレジスタンスブレイクした場合」
にトレンドが発生する可能性が高いです。
※パーフェクトオーダーについてはネットで調べていただければすぐにわかります。
さてトレンドが発生した後でどのタイミングで増し玉をするか、ですが、
「大きなレジスタンス・サポートを割ったとき」
「トレンド終了のサインが出ていない状態での押し目発生のとき」
の二点です。二点目は少し難度が高いので、基本的には一点目でいいと思います。
サポート割れ、レジスタンス割れのあとは動きが加速しやすいので、その瞬間に
追加建て玉を入れましょう。
そして増し玉をした後は割ったサポート/レジスタンスの少し後ろにストップを置き、
次の増し玉が出来るポイントを探ります。
なお増し玉は英語では「ピラミッディング」といいます。本玉の上に少しずつ
積み上げていくイメージですね。ですので通常10枚のポジションを持っていたとしたら
増し玉は5枚とか3枚とか、少しずつ減らしていく方法が一般的です。
もちろん同数の玉を持つケースもありますのでそこは余力と相談してください。
増し玉を増やして行ったあと、最後の玉がストップに刺さったらそこですべての
玉を決済して利益確定する、というのが一連の流れです。
参考までに画像を加えて解説します。
一番左の矢印でエントリーしました。これは週頭の窓明け下落を埋めた瞬間ですので
比較的わかりやすいポイントです。これ以降にある矢印が増し玉のポイントです。
なぜここが増し玉のポイントになるのか、理由などについて一旦考えてみてください。
なお、私はシグナル配信では原則的に増し玉をしません。
ですが自己ポジションでは結構ガンガンやります。その手口の考え方を
参考にしていただければ幸いです。
考えてみましたでしょうか?
答えは別に出なくてもいいんです。どうせ事後解説ですから、正しく
答えられる必要は全くありません。考えることに意義があります。
ここで考えておけば、次に似たような局面があったときに手口を活かすことが
出来ると思いますので。
さて解説です。画像にコメントを追記しました。
一連の流れとしてみていただければ、「ああそういうことね」と感じて
頂けるかもしれません。
左から二つ目の矢印ですが、下落トレンドの押し目と判断しての増し玉です。
トレンドの押し目なのか反発なのかはわかりづらい点でもありますが、
私は「ダウ理論」を元にトレンドの終了を判断しています。
ですのでストップは最初のエントリーの次の高値を超えたところに置きます。
ここを超えたら最初のエントリーともども決済です。
さて幸いなことに下落して安値を割りました。短期トレードならここで手仕舞いしても
いいでしょう。
次の矢印はサポート割れです。割れた後、少し動きを見てサポートの少し上に
ストップを置きます。ここを超えたら全ポジション決済です。
更に下落しました。次の矢印は押し目です。
このレンジには大きなサポートは入っていませんでした。
そこからの反発でしたが、これも直近高値を越えられなかったので単なる押し目と
判断し、増し玉です。ここのストップはエントリーポイントの少し上です。
さて次の踊り場では一旦上に抜けそうな動きがありました。
ここで決済してもいいのですが、移動平均を上に抜けなかったのでしばらく
様子見をして、サポート割れで増し玉。ここもサポートの少し上にストップを置きます。
最後に決済のポイントですが、ストキャスとRSIの数値がかなりの下落を見せたこと、
このタイミングでドル円の反騰が発生したことを根拠としています。
さてちょっと話が長くなってしまいました。
増し玉はとても爆発力のある手法です。
ただし使い方、局面を見誤ると手痛い損害をかかることにもなりかねません。
一旦は練習のために、普段のトレード中に頭の中で増し玉するポイントを
頭に描いてみて、結果がどうだったかをきっちりと振り返ってみてください。
プラスになっている確率が80%くらいあるならば、実際のトレードで使って
みてもいいかもしれません。勝率がそれよりも著しく低い場合、使うのは避けたほうが
無難でしょう。まだレジスタンス、サポート、トレンドが把握できていない
可能性がありますので、今一度チャートにラインを引いて相場の把握に努めてください。
今日はここまでとします。お疲れ様でした。
最初に、増し玉をするタイミングですが、
「トレンドが発生しているとき」に限ります。そうでないと、増し玉を
した直後に逆方向に動くなどして大きな損失を抱える事につながりかねません。
トレンドの発生をどうやって見極めるかというのが大前提になりますが、
わかりやすいポイントとしては
「最低四時間足、通常日足、更には週足のEMAがパーフェクトオーダーで
一方向に向いている時に、その方向にサポートやレジスタンスブレイクした場合」
にトレンドが発生する可能性が高いです。
※パーフェクトオーダーについてはネットで調べていただければすぐにわかります。
さてトレンドが発生した後でどのタイミングで増し玉をするか、ですが、
「大きなレジスタンス・サポートを割ったとき」
「トレンド終了のサインが出ていない状態での押し目発生のとき」
の二点です。二点目は少し難度が高いので、基本的には一点目でいいと思います。
サポート割れ、レジスタンス割れのあとは動きが加速しやすいので、その瞬間に
追加建て玉を入れましょう。
そして増し玉をした後は割ったサポート/レジスタンスの少し後ろにストップを置き、
次の増し玉が出来るポイントを探ります。
なお増し玉は英語では「ピラミッディング」といいます。本玉の上に少しずつ
積み上げていくイメージですね。ですので通常10枚のポジションを持っていたとしたら
増し玉は5枚とか3枚とか、少しずつ減らしていく方法が一般的です。
もちろん同数の玉を持つケースもありますのでそこは余力と相談してください。
増し玉を増やして行ったあと、最後の玉がストップに刺さったらそこですべての
玉を決済して利益確定する、というのが一連の流れです。
参考までに画像を加えて解説します。
一番左の矢印でエントリーしました。これは週頭の窓明け下落を埋めた瞬間ですので
比較的わかりやすいポイントです。これ以降にある矢印が増し玉のポイントです。
なぜここが増し玉のポイントになるのか、理由などについて一旦考えてみてください。
なお、私はシグナル配信では原則的に増し玉をしません。
ですが自己ポジションでは結構ガンガンやります。その手口の考え方を
参考にしていただければ幸いです。
考えてみましたでしょうか?
答えは別に出なくてもいいんです。どうせ事後解説ですから、正しく
答えられる必要は全くありません。考えることに意義があります。
ここで考えておけば、次に似たような局面があったときに手口を活かすことが
出来ると思いますので。
さて解説です。画像にコメントを追記しました。
一連の流れとしてみていただければ、「ああそういうことね」と感じて
頂けるかもしれません。
左から二つ目の矢印ですが、下落トレンドの押し目と判断しての増し玉です。
トレンドの押し目なのか反発なのかはわかりづらい点でもありますが、
私は「ダウ理論」を元にトレンドの終了を判断しています。
ですのでストップは最初のエントリーの次の高値を超えたところに置きます。
ここを超えたら最初のエントリーともども決済です。
さて幸いなことに下落して安値を割りました。短期トレードならここで手仕舞いしても
いいでしょう。
次の矢印はサポート割れです。割れた後、少し動きを見てサポートの少し上に
ストップを置きます。ここを超えたら全ポジション決済です。
更に下落しました。次の矢印は押し目です。
このレンジには大きなサポートは入っていませんでした。
そこからの反発でしたが、これも直近高値を越えられなかったので単なる押し目と
判断し、増し玉です。ここのストップはエントリーポイントの少し上です。
さて次の踊り場では一旦上に抜けそうな動きがありました。
ここで決済してもいいのですが、移動平均を上に抜けなかったのでしばらく
様子見をして、サポート割れで増し玉。ここもサポートの少し上にストップを置きます。
最後に決済のポイントですが、ストキャスとRSIの数値がかなりの下落を見せたこと、
このタイミングでドル円の反騰が発生したことを根拠としています。
さてちょっと話が長くなってしまいました。
増し玉はとても爆発力のある手法です。
ただし使い方、局面を見誤ると手痛い損害をかかることにもなりかねません。
一旦は練習のために、普段のトレード中に頭の中で増し玉するポイントを
頭に描いてみて、結果がどうだったかをきっちりと振り返ってみてください。
プラスになっている確率が80%くらいあるならば、実際のトレードで使って
みてもいいかもしれません。勝率がそれよりも著しく低い場合、使うのは避けたほうが
無難でしょう。まだレジスタンス、サポート、トレンドが把握できていない
可能性がありますので、今一度チャートにラインを引いて相場の把握に努めてください。
今日はここまでとします。お疲れ様でした。