今週は大きくドル円も上昇して久しぶりに81円に到達するような相場展開となりましたが、FXバカとしましては今週はしっかりと稼げた相場展開だったように思います。
個人トレーダーの方々も沢山の利益を懐に入れて飲み屋に繰り出している事だろうと考えながら、1人週末にFXブログを書いているFXバカは、本当にバカだな~と思っております。
以前も紹介しましたが、FXバカは最近FX5さんの先週末の予想
を読みながらトレードをしていた訳ですが、いや、この方結構細かく相場について書かれているのですが、それがずっと的を射ているんですね。
金曜日にはドル円が高値を抜くとの話まで的中されておりましたが、相場師として中々興味深く見させて頂いています。
その先週の記事の中で米国債のインフレ率について紹介されていたので、私も米国債、つまりインフレ連動債について紹介してみたいと思います。
まずは、下の日本のインフレ連動国債の利回りの推移なのですが、今週81円までドル円相場が上昇したので利回りもそれなりに上がっているのかな?と考えていましたが、何と上がっていない!
つまり、日本のインフレ見通しは上がっていないままに相場が上昇した事を意味しています。
このデータはブルームバーグから取り寄せているのですが、アメリカのインフレ連動国債のデータは見れなかったので、不具合が発生しているかも知れません。
しかし、先週もドル円は上昇しているのに対してインフレ連動債の利回りが上昇を見せていない現実に驚きます。
今回のドル円の上昇は、日本の政権交代が発生して、自民党が政権を握る事によって更に追加金融緩和が発生するのでは?と言う見通しから起こっています。
つまりは、それが切っ掛けであるのであれば、インフレ連動国債の利回りは上昇する兆しを見せなければおかしいのですが、これはどう言う事でしょう。
そこで、アメリカのCPIについて見てみたいと思います。
アメリカのインフレ率の推移参照サイトへ
前回のFXバカの記事内
では、アメリカのインフレ率は底打ちをしたのではないか?と言う話をしましたが、きっちりとその兆しが出るCPIの結果となっています。
もちろん、日本の政権交代に対するドル円の買いが出た事はFXバカは否定しませんが、もしかすると違うところにその根拠があるようにFXバカはこれらのデータから考え始めています。
今回のドル円の買いを入れている方々は日本勢では無くて多くは海外勢だと言われていると言うレポートが紹介されています。
つまりは、日本のインフレ率は上がっていないもののドル円が買われる理由を探る必要があります。
その円売りの材料として考えられるのは、やはり日本企業のM&A、それと中国リスクに対する日本経済への影響でしょう。
日本の貿易収支も思わしくありません。更には格下げも12月、1月と行われる事をFXバカは予想しています。
これに日本が更に金融緩和をすると言う行動に出るとするならば?それは90円が見えて来そうな上昇が起こりそうですね。
では、今日はこの辺りで、アディオスアミーゴです!!