雑食館の正月準備2014①:「ユズ」と「ユヅ」 | ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆

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「雑感」と「食感」、皆様に美味しい(?)ネタを提供したいと思っています。
どうぞ末永く御贔屓のほどを。不定休(笑)


ども。雑食館のtakaです。
個人的には相変わらず忙しくしておりますが、今日で、あるいは、昨日が今年の仕事納めという方もきっと多いことでしょうね。。。


うらやますぃ~ ・ ・ ・ ・ ・ ・    


ワテも早ようこの慌ただしさから解放されたいにゃあ


いつもボクの傍らでグウタラしているウチの猫も、うらやますぃです。。。




さて、そんなこんなで、いよいよ年の瀬も押しに押し迫ってまいりましたので、今日からの3回は毎年恒例のお節料理素材をご紹介!


題して、


「雑食館の正月準備2014」。



1回目の今日は。。。








『ブリ(鰤)の幽庵焼』


です。



「幽庵焼」と書いて「ゆうあんやき」と読みます。


江戸時代中期の茶人で、この料理を考案した「北村祐庵」にちなんで名づけられた魚の漬け焼きですね。


この北村祐庵は現在の滋賀県大津市にあたる堅田の人だったので、使った魚は海の魚ではなく琵琶湖の淡水魚。。。

おそらくは鮒とか鯉なんだろうと思うので、臭い消しの必要に迫られて創作したのでしょうが、海の魚を使っても、もちろん美味しい!


特にブリなどは、いささか脂がこってりとしている魚なので、美味しすぎて食べている途中で飽きてくることもあるのですが、幽庵焼にすると割とあっさりと食べられてしまうのが良いところだと思います。


冷めても美味いですしね。
なのでお節料理ばかりではなく、お弁当にも良いでしょう。


では、本日もレシピをどうぞ。。。










出世魚であるブリは縁起物です。


鰆(さわら)などの他の魚でももちろん出来ますが、脂の強いブリは時間的に少し長めの漬け込みになります。

今回は基本に則って酒・醤油・みりんは全て同割としましたが、漬け汁に含まれるアルコール分が気になる場合は、酒とみりんをまず合わせ、煮切ってから使うと良いと思います。


お子さんにはこの方が食べやすいでしょうね。


今回使った「柚」以外にも「カボス」や「スダチ」などを使っても。

調味料だけの幽庵焼にアクセントが加わり、爽やかな後味が残ります。


また、この料理は冷凍で保存可能です。

密閉できる冷凍用ジップ袋に重ならないよう並べて入れて、使う時は冷蔵室で自然解凍してから焼きます。


少し早めにまとめて仕込んでおくと、お正月に少しだけ楽ができますね^^



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さて、フィギュアスケートの全日本選手権が昨日より始まりました。


この大会が始まると、今年もあともうちょっとなんだなぁ……と、仕事の最中は日付も曜日も忘れているボクでさえも、さすがに感じる毎年^^;


いま、この記事を書きながら録画したものを観ているところです。


今年の全日本には鈴木明子、高橋大輔、織田信成が引退、そして浅田真央が休養中と、これまで当たり前のように観ていた有力選手たちがエントリーしておらず少しさびしくなるのかなぁなどと思っていたのですが、先に行われたグランプリシリーズでの日本勢の活躍は素晴らしく、その流れそのままできていて、なんのなんの。。。。


男子ショートプログラム。すばらしい戦いでした。


中でも、どうしても注目されてしまうのが、やはり「ユヅ」こと羽生結弦。でしょう。


顎には、あの傷痕が。。。

あんなアクシデントがあったにも関わらず、グランプリファイナルも含めて、よくぞここまで持ってきたものだなぁと素直に感心させられますが、しかしシーズンベストはやや出し過ぎかなぁ……


エレメンツだけならマッチ―の方がよく出来ていたように思うのですが、町田君は若干硬かったですかね?

微妙に音楽に合ってなかったし。

あいかわらず演技後のインタビューが、やばいくらいに独特っす


卒論、頑張れ



ところで、ユヅ世代の男子選手たちがどうにもイマイチで、これからどうなるのかなぁ……とちょっと不安だったこれからの日本フィギュア界でしたが、ここへきてジュニアの逸材がいよいよ花開いてきました。


いよいよ、と言うか、ちょうど。ですかね。


なかでも昨日並み居るシニア選手を抑えて3位でフリーへコマを進めた






宇野昌磨。



彼のことを初めて知ったのは6年くらい前でしょうか。

山田満知子さんの所の、まだノービスクラスの選手でしたが、当時小学生ながらえらく動きの良い選手で、まだ小さいくせしてガンガン踊るし、スケーティングも滑らかでスピーディー。


当時から、なんか見る者をグッと惹き付ける魅力がすでにあったスケーターでした。


高橋大輔に観に似てるな、と直感的に思いましたが、それもそのはずで彼のあこがれの選手は高橋大輔。

もう小5の頃から目つきが高橋のソレでしたw


年を経るごとにそのスケーティングスタイルはどんどん酷似してきて、昨日の滑りなどは、もう彼の憧れの人そのものといった感じ。


人は、「こうなりたい」と思うと、なれるもんなんだなぁと、夜中に感心しちゃいましたよw






とにかく、なんていうのかなぁ、高橋大輔のエッジが氷に吸い付くような、それでいてスピーディーな独特の滑りが彼にもある。

そして、演技のそこかしこに垣間見せる「タメ」。
音もしっかりと捉えている。。。


体が小柄で体型的にも似ているせいもあってそう見えるのかもしれませんが、羽生君とも町田君とも違うこの個性。
彼の強みだと思います。


演技的には、目だった……というほどではないけれど、解説の本田武史氏も言っていたように3アクセルの着氷が、やや2フットになったくらいで、他はほぼ完ぺき。

最後のスピンがちょっとトラベッていたかもとは思うものの、技術点48.68。
なのに演技構成点が36.85。

これは仕方がないけども、技術点と釣り合う点数が今後出るようになると、90点は超えます。

実際昨日は出るかも、と思いましたが;




しかし……


中学生の頃はまだ、小学生みたいにあどけない男の子だったのに、いつの間にやら3アクセル(しかもイーグルから!)やら4回転まで跳べるようになっていてオジサン嬉しくて涙ちょちょ切れましたよ(T T)






今日、どうですかね~。フリー。


ジュニアよりも演技時間が長くなりますが。。。


ま、もし表彰台に乗るようなことがあっても、シニアの世界選手権には派遣はまだされないと思うので、思い切ってやれるんじゃないかと思いますが。


平昌の五輪では20歳。いまの羽生くんと同じ年で、ちょうど良い頃。
ぜひ、頑張ってほしい選手のひとりです。

山本草太くんといい、良い素材が出てきてくれて、良かった~^^


今夜が本当に楽しみです。



では、また。。。