今日は食感☆山形の『だし』を作る! | ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆

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今日もよろしくお願いいたします。当店店主のtakaでございます^^



さて、最近スーパーで見かける気になるお惣菜といえば・・・コレ!



ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆-DSC_0002.JPG 「山形のだし」


という数種類の野菜を細かく切り刻んで味付きの出汁に浸けこんだ即席漬けで、その名の通り山形県の郷土料理なのですが、僕も先日ひとつ購入いたしまして、職場の仲間とお昼ごはんの時に頂きました。




実は、この「だし(だっし、とも言う)」、随分以前に僕は一度手作りしたことがありまして、その時は、出来あがった物を食べてみて、ひじょうに醤油味の濃い食べ物だなぁと。。。


ですが、この商品として売られている「だし」、意外と薄味で拍子抜け。

なんともパンチがなくて、「こんな味だったけ???」と思わず考えこんでしまいました。


まあ、自分も含めて周りには東北出身者がいないので確認のしようがないのですが、この辺の郷土料理でも同じように、各家ごとで独自の味付けがあって塩分の濃度なども異なるのかもしれませんね。


商品として全国販売するには、このくらいの薄味でちょうどなのかもしれませんし。




で、昔を思い出したり、仲の良い東北出身のブロガ―さんに尋ねたりしてみて、自分なりに作ってみたのがコチラ↓


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なんか、黒いですね・・・あの商品に比べると・・・(^▽^;)


聞いた話によりますと、このだしを作るのに、特に決まったルールなどはないそうです。

使う食材も、分量も、そのときある物で基本すませるんだそう。

味付けも、醤油と出汁を使う家もあれば、希釈用の麺つゆを使う所もあるそうなんで、けっこう自由なのでしょう。


ただし、納豆昆布と呼ばれるものは、ほぼ必ず入れるみたいですね。

僕の場合は、ウチの地方でオニギリなどによく使う「黒とろろ昆布」が余っていたので、それで納豆昆布の代用としましたが。。


では、実際に僕が作った分量のレシピを今日は紹介したいと思います。

ちょっと多いので、これを見て、もし作られる方がいらっしゃったら、全部の分量を半分ないし三分の一にしてくださいね~♪


【材料】


・長茄子……(細かく刻んで水にさらして灰汁を抜いてから、絞って使う)1本

・オクラ……(3分間茹でて冷水にとって冷ましたものをみじん切りにする)6本

・長ネギ……1本

・キュウリ……1本

・大葉……10枚

・茗荷……8本  以上みじん切り。


・すりおろし生姜……小2

・炒り胡麻(白)……敵量

・一味唐辛子……少々


・出汁……250ml

・水……250ml

・醤油……100ml

・酢……少々

・黒トロロ昆布……50g(納豆昆布の代用品です)


以上の材料をボウルに合わせてラップをし、冷蔵庫にしばらくの間しまっておく!


たったのそれだけ。。。。

具材に味が染みたら頂きましょう!


調理例はというと。。。


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あつあつの炊きたてゴハンの上に乗っけてガツガツ食べたり・・・


また……



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冷や奴の上に乗せたりなどしてどうぞ。


味は各自で醤油などを調整して好みに合わせて下さいね。


夏の食欲が落ちたときでも、ササっと食べられて栄養満点なこの「だし」。

東北の人々の知恵が詰まっています^^


ちょっと多めにこしらえて、冷蔵庫に常備しておくとイイかもしれませんね。


では、今日はいったんこの辺で。

今度は今夜の夜の営業「珍味編」で、またお目にかかりたいと思います。


ばいばい(^O^)/


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