今日は食感☆定番中の定番をしっかり作るシリーズ・筑前煮 | ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆

ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆

居酒屋「雑食館」へ、ようこそ。
「雑感」と「食感」、皆様に美味しい(?)ネタを提供したいと思っています。
どうぞ末永く御贔屓のほどを。不定休(笑)


ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆


いらっしゃいませ! ようこそ、居酒屋・雑食館へ!


さあて、「定番中の定番をしっかり作るシリーズ」の第何弾だったでしょうか?

忘れてしまいましたが・・・(^▽^;)


『筑前煮』


を、今日は作りたいと思います! 


幕の内弁当などにも必ず入っている人気惣菜ですね。

多彩な根菜を中心とした野菜がたっぷり摂れることが魅力の煮物です。


別名『炒り鶏』とも呼ばれるこの筑前煮ですが、その名の通り筑前の国、現在の福岡県南部がその発祥でして、本来は鶏ではなしに「スッポン」の肉を使っていたことから地元では『ガメ煮』とも呼ばれるようですね~。


あ、もちろん、今回はスッポンなんて使いませんよ!!

マニュアルどおりに鶏もも肉でいきたいと思います。


でも、勇気と度胸のある方は、沼や池の畔にピクニックに行ったついでにたまたま捕まえちゃったスッポン、もしくはワニガメ、食用ガエルなどを使用して頂いても構いませんよ~♪


でも、くれぐれも小さいお子様のいるご家庭は将来のトラウマになりますから、おかーさんが台所を血に染めるところはなるべく見せないよう注意しましょうね(^_-)☆



・・・・・・・・・・・・


では、今日のレシピです( ̄ー☆



【材料・6~8人前分】


・鶏もも肉……400g=18~24切れ

・板こんにゃく……(任意の大きさにちぎって、水から茹でて灰汁を抜く)1枚=18~24切れ

・人参……(皮ごと乱切り)12~16切れ

・筍水煮……150gを12~16切れ

・レンコン……200gを皮を剥いて12~16切れ

・ゴボウ……(タワシで表面を洗って乱切り)18~24切れ

・椎茸……(石づきを取って二等分)6~8枚 ※干し椎茸でも可、その際戻し汁は出汁として使う。


ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆

       


・生姜のみじん切り……小2


(鶏肉の下味)

・醤油、酒、片栗粉……各大2


(煮汁)

・出汁……500ml

・水……500ml

・酒……200ml

・砂糖……大4~


・醤油……100ml



ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆
下味用の調味料を合わせて、肉に揉みこみ、30分ほど置いておきます。







ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆
炒め煮用の鍋にサラダ油大2、生姜のみじん切りを。

点火して弱火で生姜の香りを十分に引き出して下さい。


香りが立ってきたら、軽く汁気をきってから①を加えて炒めます。

片栗粉が鍋底にこびり付いても大丈夫。


あとでとれます。

ただし、焦がさないよう、注意を払いながら、シャモジなどを使って全体が白っぽくなるまで肉を炒めて下さい。

ここに、酒を加えてひと煮立ちさせ、鍋底のこびり付きをこそげましょう。



ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆
その他の材料を全て加え、次に砂糖を加えてさらに炒めます。


全体に酒と砂糖とが回ったら、出汁と水を入れて煮立てます。再沸騰させてから10分間加熱。

その間、灰汁は小まめにすくい取りましょう。





ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆
時間が来たら醤油を加えて強火に。


煮汁を飛ばすように5分ほど煮ます。





ようこそ!居酒屋『雑食館』へ☆
煮汁が少なくなってきたら、シャモジを小まめに動かしながら煮詰まった煮汁を具材に絡めるようにします。


完成です!






今は時期ではなかったので今回の調理で使わなかった食材に里芋がありますが、これを入れるお宅は多いと思います。

もし里芋を加える際には、十分に下茹でしてから使って下さい。ぬめりが取れて火の通りが早いです。


また、醤油を後入れにして、最初に酒と砂糖(もしくはみりんも)だけで煮たのは、砂糖の分子でまず具材に甘味を浸透させることにより味をつけやすくするためです。


煮物全般に利用できるテクニックですので、日頃からぜひやっていただきたい方法の一つ。

いつもの煮物が、もっともっと! 美味しくなるはずですよ♪。


この辺りの事につきましては、また機会があれば、また詳しく紹介したところなのですが、今日はここまで!


また、あしたお会いいたしましょう。


では、皆様、良い週末をお過ごしくださいねー。


それでは! ばいばい(^O^)/


ペタしてね