『少林少女』を見ました。

前日『少林サッカー』をやったのは、逆にマズかったのではないかと思うのですが、どうなのだろう。


柴咲コウは可愛いです。

いつも思うけれど、どの作品でもがんばっていて好感が持てる。

まあ、「がんばってるな」が感想ってのは俳優さんに対して失礼かもしれないですが。

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でも、話はヒドいというのか、『少林サッカー』をなぞるように作ってあるようなのですが、なんでこんなに違うんだろう…。


つまり、


少林拳の達人がいる。

彼(女)は、少林拳の素晴らしさをみんなに伝えたい!

少林拳を広めるために、一見関係ないスポーツを始める。

強くなる。勝つ。

悪の金持ちや悪の仲村トオル(笑)を倒す。

少林拳が大人気。ばんざい!


こんな感じ。


どこが違うのかよくわからないのですが、まず、『少林少女』の場合、ラクロスが本当にただの飾りで、あんまり意味がなかった。


『少林サッカー』は、「ああ、チャウ・シン・チーは少林拳とサッカーを組み合わせておバカなことがやりたかったんだ」とわかるし、その通りやりたい放題やってくれているので楽しめるのですが。


『少林少女』がラクロスである理由は、ただスカートが短いだけだと思う。

それよりむしろスパルタンX風で、そんならそれだけで押せばよかったのじゃないだろうか。アクションは悪くなかったと思いますので…。

眠っている力が云々というのも、萌え要素にしようとして失敗したというのか、そんな感じ。


ぽかんとするのが、クライマックスで、凛(柴咲コウ)と悪の仲村トオルが抱き合うところ。

意味がわからん。

決着がついた後、いきなり現れて「一緒に少林拳やろう」って言う女の子は、ありゃ誰だったのでしょうか。何か見落としたかな?


あと、岡村は岡村だった。

体はやっぱりよく動くようですが、やっぱり本業の俳優さんとは声の通り方が違うよなぁと。


ほかには、『少林サッカー』に出演していたおデブちゃんと証券マンが出てきます。

が、チャウ・シン・チーは出てこないよ。

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