リーグ・オブ・レジェンドを見ました。
それにしてもピンとこないタイトルですね。
どのへんが時空を超えていたのか、よくわかりません。

前にも見たことがあるような気がします。


リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い/ショーン・コネリー

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監督はスティーブン・ノリントン。『ブレイド』など。


舞台は19世紀末のイギリス。大英帝国です。

諸国を巻き込んだ戦争が起こりそうなヨーロッパ。

回避のために国際平和会議がヴェネツィアで行われます。

その会議を失敗させようとする「ファントム」と戦うのが、アラン・クォーターメインをはじめとする超人たちの連盟、というわけです。


簡単に言うと、インテリなX-MEN?


主な登場人物はみんな文学作品の登場人物で、ミナ・ハーカー(『吸血鬼ドラキュラ』)、ドリアン・グレイ(『ドリアン・グレイの肖像』)、ネモ船長(『海底二万マイル』)、ジキル博士とハイド氏などなど。ああ、トム・ソーヤーも出ていました。

アラン・クォーターメインも、「『ソロモン王の洞窟』などの主人公」(Wikiより)なのだそうですが、全然知らないです。


原作はアメコミ。納得。


ショーン・コネリーはステキですが、それだけのような気もする。

ネモ船長のアクションはなかなかキレがありました。

イギリスの暗い感じもよかったと思いますが。

最後は、まあいろいろあって、トム・ソーヤーが「ぼく、がんばる」みたいな感じで終わるのですが、これは暗にアメリカのイギリスに対する…げふんげふん。


リーグ・オブ・レジェンド 時空を越えた戦い (Blu-ray Disc)/ショーン・コネリー
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ちゃんとブルーレイも出ているのね。



あ、それから。

『ジキル博士とハイド氏』をちょうど読んでいたところでした(笑) 昨夜読了しました。

ハイド氏って、映画の中ではすごく大きくて怪物みたいでしたが、原作では小さくて発育不良みたいな感じなのです。知ってた?


短いのですぐに読めます。

人間の二重性というと簡単ですが、高潔な自分と醜い自分って、入り混じっているようで分離しているときもあるので、私も気をつけないとなぁ…と。

紙一重なんだと思います。その紙一重をいつも「こっち」側に戻っているからまあなんとか生きていますが、何かの弾みで「あっち」に行ってしまったって別に不思議ではない気がする。

「自分だけは大丈夫」ってのが、いちばん危ないと思うわけです。


ジーキル博士とハイド氏 (新潮文庫)/スティーヴンソン

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