テレビで『ファイナル・デスティネーション』を見ました。


ちーーーーーっとも期待していませんでしたが、意外と楽しめました。

どうせ、アメリカのつまんないホラーだろうと思っていたのです。


監督は、ジェームズ・ウォン。

出演は、デヴォン・サワ。



高校生が主人公で、修学旅行先はパリ。

みんなでパリに出発だー!


ところが、主人公君はヴィジョンを見る。


この飛行機は爆発する!


騒ぎまくったため、数人の生徒とともに飛行機から降ろされてしまう。


はたして飛行機は爆発。


よかったねと言っていいものなのかなんなのか…複雑な主人公たち。

「どうして飛行機が爆発すると思ったんだね?」なんて警察にきかれたりして、けっこうブルーな展開。

(この辺り、しごくまっとう)


ところが、飛行機事故の生き残りたちも次々と謎だったりそうでもなかったりする死をとげていく…。



なかなか怖かったです。

でも、ちょっとギャグっぽくて。

風呂場でつるりと滑って首吊りなんて、よく考えたなぁ。

キッチンで倒れてふきんを引っ張ったら包丁がどさどさとか。

いっきなり乗り物にぶっとばされたりとか。

よそみをしてたら、次の瞬間には誰か亡くなってた^^;

それと、けっこうウケてしまったのが、


カーターくん(不良)は、どうも自分が次に死の運命にとらえられる番らしい、と知り、主人公ら事故の生き残り友達を乗せた車で、むちゃくちゃな運転をする。


運命なんてクソくらえだ! オレは自分の意志で死んでやる!(うろ覚え)


そのとき誰かが叫んだ。


おまえひとりで死んでくれ!(的なこと)


同感。



これ、どうしてみんながこんな不幸な目に合うのか、全然わからないんです。

わからないというか、「変えられない運命」なのですが、そのあたりにくどくど説明つけたりしないのがよかったかな。

でも、お風呂場で水が床を伝っていって、目的を果たしたら(滑らせたら)またゆるゆる戻っていくところなんて、そこまでしなくても…という気もした。


で、飛び越えたと思ったら…というオチには「おおっ!」って驚きました。


いやそれにしても、この監督さんはコードというか紐が好きなのかな?

確かに紐は怖いですよね。


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実はこれ、三部作なのだそうです。


ファイナル・デスティネーション


デッドコースター

ファイナル・デッドコースター


なのだそうです。

だんだんグロくなるそうなので、ご注意をば。

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