- バロン
- 1989年製作 127分
- 監督・・・・テリー・ギリアム
- キャスト・・ジョン・ネビル エリック・アイドル サラ・ポリー チャールズ・マッキーワン オリバー・リード バレンチナ・コルテス ユマ・サーマン
アマゾンでの紹介はこちら → バロン - とても変な映画でした。
- 「ほら吹き男爵の冒険」なのかな? と思ったら、やっぱりそうらしいです。
- あんまり熱心に見ていなかったので、ストーリーはよくわからないうちに終わりました。
- 荒唐無稽と言ってしまえばそれだけなのですが、まずこれを映画にしようと思ったのがすごい。
- 18世紀のお話なのですが、そのあたりは月旅行とか海底探検とか、今で言うSF小説が流行していたんですよね。
- だからか、宇宙に行ってみたりいわゆる「東方」に行ってみたりして、それがインチキくさくて悪趣味で面白かった。
- あとは、トルコのサルタンがひいていたオルガン(?)が印象に残りました…。ブラックで。
- おじさんはほら吹きなのですが、ものすごい一生懸命な嘘を一生懸命話していて、その顔がなんともいえません。
- 疲れて諦めそうになるおじさんの顔がまた真に迫っていて…。
- こう、「嘘をつく」といっても、ちんけな嘘ではなくて、壮大な想像力でもって話を作るわけですので、こちらも思い切りその世界で遊ばせてもらえるわけです。
- もっとちゃんと見ておけばよかったな。
- どうしてまたこの映画がこの時期にあの局で流れていたのか、それもまた不思議です。