こんにちは!東員町と朝日町で町からの委託産後ケア事業を行っている助産師の水本安由美です。
今日のタイトル、実は、私の経験の話なんです。
もう9年も前ですが、この時の壮絶な夜泣きは、忘れることはないと思います。
何人かの方にはお話したことがあるのですが、今日はここに書きたいと思います^^
長女を出産して1年、正確には、1歳になる3週間前に育休明けで、仕事に復帰しました。
総合病院に勤めていたのですが、今のように「時短勤務」や「夜勤免除」などの制度がなく、3交代をこなしていました。
娘は、病院の託児所に預け、朝勤務前に預けて、仕事が終わったら迎えに行って一緒に帰るという生活。
夜勤の時は、託児所にお泊りもしていました。
仕事復帰してどれぐらい経ってから、娘の夜泣きが始まりました。
夜泣きってこれのことだ!とはっきり判断できるほどの夜泣きです。
必ず、深夜の1時と4時に、狂ったように大泣きするんです。
「エーン」なんてもんではありません。
「ギャァァァァー!!!ワーーーー!!!ギャーーー!!!!」と力の限り泣き続けるんです。
狂ったように泣くので、頭がおかしくなっちゃったんじゃないかと思うほど…。
なだめてもダメ、目をつぶりながら泣いていますが、1歳を超えているので泣き声の大きさもかなり大きい・・・。
30分ほど泣き続け、疲れて寝ていく感じです。
それが毎晩なんです。
私は、3交代で夜勤ももちろんあるわけで、毎日が寝不足の状態でした・・・。
当時は、夜泣きの原因に目を向けることができていなかったので
・樋屋奇應丸(ひやきおうがん)を飲ませてみたり
・夫は「一回起こしてみろ!」と怒り散らし、泣いている娘を布団から引きずり出し、廊下に出したり
・疳虫封じのお札をもらいに行ったり
・夫は「一回起こしてみろ!」と怒り散らし、泣いている娘を布団から引きずり出し、廊下に出したり
・疳虫封じのお札をもらいに行ったり
夜になるたびに、今日は眠れるかな・・・とゆううつになる日々でした。
どれもこれも効果はなく、娘の夜泣きによって、夫もイライラしており、私も寝不足で体力が落ち、勤務中に倒れて迷惑をかけることもでてきてしまいます。
あるとき、ふと、原因に目を向けてみたら、その予想は的中するのです。
それは・・・
託児所に預けられて、私と離れることでのストレスだったんです。
あるとき、長期休みを取り、どこにも行く予定もなかったので、自宅でゆっくり過ごしていたんです。
すると、あれだけ何をしてもダメだった夜泣きが、パタリとなくなりました!!!
このときはっきりと「ストレスだ!!」とわかったんです。
長期休みが終わると、また夜泣きが始まりましたが、仕事を辞めたら夜泣きがなくなることが分かっていたので、退職することを決め、退職。
娘の夜泣きはウソのように無くなりました^^
職場復帰から1年半でした。
後から振り返ってみると、本当に1歳の娘に触れてなかったな・・・と思います。
朝は早いので、布団からそのまま車に乗せて、車でパンやおにぎりをかじらせ
↓
帰りは、7時をすぎることなんて当たり前、帰ってひとりで遊ばせているうちに夕飯の用意をして
↓
ご飯を食べたらお風呂に入って寝る。
という繰り返し。
ひとり遊びが上手な娘で、母乳も11ヶ月のときに自然卒乳、おしゃぶりが好きで吸って寝ていける、という手のかからない子だったんです。
それが、1歳以降の幼児に大事な大事なスキンシップ、触れることをしない母親になってしまっていたんです・・・。
あのとき、触れることの大切さを知っていたら…
あのとき、まだ授乳を続けていたら…
と、今なら思えます。
このような、壮絶な夜泣きを経験したからこそ、今、私はみなさんに、私と娘のようになって欲しくないと思っています。
・仕事を復帰しようと思っている方
・卒乳ではなく仕事復帰を理由に断乳をしようと思っている方に
仕事復帰で、ママと離れて頑張っているお子さんの気持ちと向き合う時間をとって欲しいと、伝え続けています。
忙しかったら、10分でも5分でもいいんです。
「片手間ではなく、お子さんにきちんと向き合って触れてなでさする」
それだけで、ストレスは解消できるんですよね。
私もまだまだ、子どもに触れていたいと思うので、みなさんもたーーーっくさん、触れていきましょうね^^
出張は、桑名市、東員町、朝日町、川越町、いなべ市、木曽岬町、四日市市、菰野町、亀山市、三重県内、弥富市など愛知県から依頼をいただいています。講座教室ボディケア等には、名古屋市、鈴鹿市、伊勢市、岐阜からも参加していただいています。
子育ての悩み、育児ストレス、逆子、お腹が張る、むくみ、骨盤のゆがみ、慢性疲労、頭痛、不眠、肩こり、首コリ、冷え性、便秘、赤ちゃんのむきぐせなどについてもご相談いただけます。