ベジータ活躍…!敵役も二人で、復活のFからのW主人公な流れがちゃんと筋通ってて良かったです。
お札がキャバクラの割引券!アニメで単純に忘れた流れになったのは、スタッフがこれはあまりに滑ってると思っての変更なのかもしれません…。
Vジャンプを読んでいると、ドラゴンボールヒーローズなども目に入ってきて、企業側からすると商機であるのに、なぜもっとバンバン子供が食いつきそうな新キャラや形態を出してくれないのか歯痒いかもしれませんね…。
アニメのほうはチラ見しかしてないのですが、悟空が悪役的な感じなのでしょうか。これまでもインタビューで、アニメの悟空が正義の味方になりすぎないで欲しいという要望だけは出していた、というエピソードを見たような気がします。
ドラゴンボールファンの大多数はアニメの悟空に馴染み深いので、その辺もまた賛否ありそうです。
少し前Dr.スランプを最後まで読み直したのですが、自分の記憶の中よりもっと毒がありました。ある意味ドラゴンボールよりもあるかも。
特に怖いと感じたのがターボくんの存在です。ターボくんはせんべいさんがのぞきに夢中になって目を離してしまい、たまたま地球に飛来していた宇宙船に轢かれてしまうのです。
その宇宙人によってターボくんは蘇生されます。それによって超能力や天才的頭脳の持ち主となりました。ターボくんはもともとそういった素質があり切っ掛けとなったとも読み取れるのですが、事故前のターボくんはごく普通の赤ん坊です。
もし事故に合わなかったらターボくんは本来どんな人格だったのか…?考えるとおそろしいのです。
私も子供を持っているため、せんべいさんの行動はさすがにちょっと笑えないものがあります。
悟空の養父殺しに匹敵するぐらい私の中ではターボくんは闇エピソードです。
そのあと家族で仲良く暮らしているのがまたなおさらです。みどりさんはターボくんの能力を使ってレースで優勝も狙っています。
事故エピソード時のみどりさんの取り乱し具合は、母は子供のためなら豹変する後のチチを彷彿とさせます。Dr.スランプは結婚出産と作者のプライベートとリンクしている部分があって、鳥山先生のドライな観察眼を感じさせてくれます。
それを思うと未来トランクス編のラストもそう意外なものではないのかもしれません。がっちゃんの正体も人類を滅ぼすために遣わされた天使ですし…。