★ エルメスのグローバル戦略・インドのサリー ★
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300 square feet(約28m2)のPune店、1,500 square feet(約140 m2)のDelhiデリー店に続き、7月にオープンしたエルメスのアジア最大規模の旗艦店・ムンバイ店。5,000 square feet(約465m2)、2フロアーのブティックと1フロアーのアートギャラリー階からなる、英国植民地時代のヴィクトリア朝建造物を改修した中にあります。
中は、パリ本店と同じく、メンズ・レディース、インテリア、アクセサリーなどすべてのカテゴリーのものが。
最上階はコンテンポラリー・アートの展示階
躍進を続けるエルメス・インディア。10月に「エルメス(HERMES)」は、新たな市場インドに向け、限定サリー・コレクションを発売しました。
サリーはパリで製作されました。ターゲットはインドの新興富裕層で、価格は30万ルピーから40万ルピー(約47万円~約62万7000円)。カシミアやシルクツイルなど様々な素材を使用し、全28着を販売です。シルク・モスリンを2重にしたもので、9時間もの手作業が必要なものです。
2000年にも、エルメスは一度サリーを販売しています。
2000年10月、ロンドンのスローン・ストリートにあるエルメス・ショップで発売された限定コレクションは、シルク・モスリンのサリーが当時約1,200ポンド、ブラウスが250ポンドでした。コルカタ在住のデザイナー、スニタ・クマル(元テニス選手ナレシュ・クマルの妻)がエルメスの社内デザイナーらとともにデザインを担当。長さ約5.5メートルのサリーをデザインするにあたり、クマル氏はジャン・ルイ・デュマCEO(当時)に、エルメスのスカーフを何枚も縫い合わせて作ったサリーを見せ、ルイCEOの息子ピエール・アレクシス・デュマ氏の発案でコラボレーションが実現しました。
また、 2008年には、当時のエルメスのデザイナーだった、Jean Paul Gautier(ゴルティエ) により、インドの伝統工芸にインスパイアされたコレクションを発表しており、サリー風ドレスを販売しています。Lesageが刺繍を担当しました。
今回は、インドでしか手に入らない限定モデル。
この限定サリーを展開した理由について、エルメス インディア(Hermes India)のベルトラン・ミショー(Bertrand Michaud)社長はこう語っています。
インドの女性は普段洋服を着て働いているが、結婚式などのフォーマルな場では民族衣装のサリーを着用します。インドの文化やインド女性の優美な伝統をより理解するために、今回のサリーを発表しました。インドの伝統に敬意を示すために、我々が現在持っている全ての技術を駆使しました。
インドのデザイナーたちは創造性や制作経験の幅が広がるきっかけになるとして健全な競争ムードを歓迎しています。
ミショー社長が語る「私たちは、インドの生活の一部になりたいのです」という思いも受けいれられそうです。
このエルメスのグローバル戦略・インド編には、学ぶべきところが多いですね!
「インドのラグジュアリー市場は2015年までに現在の3倍にあたる150億ドル(約1兆2000億円)規模に成長すると予測され、インドの富裕世帯は、ドイツやフランスを含めたヨーロッパの富裕世帯数を上回っているとも予測されています。」
ここまでは、他のラグジュアリー・ブランドも知っていること
Giorgio Armani, Ermenegildo Zegna、Etro(あら、イタリア・ブランドばかり!)など同じようにムンバイMumbaiに2つ目の店を出したブランドは、ほとんどすべてメンズ・ウェアにターゲットを絞っています。
ところが、エルメスは、これらのブランドと違い、レディースにターゲットを移したのです
ジュエリー・アクセサリー、バッグ、靴などからインド市場に参入しようとした他ブランドとは違い、エルメスは、サリーが今でもインド女性に着られていることから、サリーに重点を。これは、他の同じように発展中の国の売り上げが、ほとんどバーキンとスカーフから成るのに比べ、インドの売り上げは、アクセサリー、スカーフ、バッグ、などバランスよい売り上げ割合だったことにも拠っています。
また、経営方法としては、インドの会社とのジョイント・ベンチャーの形をとりました。このインドのパートナーは、ホテルチェーンを擁する企業です。 http://www.cpp-luxury.com/en/hermes--strategy-in-india_1602.html
Hermes, 15A Horniman Circle, Fort, Mumbai 40001. 10:30am-7:30pm
パリ本店より遅くまで開いてるわ!
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300 square feet(約28m2)のPune店、1,500 square feet(約140 m2)のDelhiデリー店に続き、7月にオープンしたエルメスのアジア最大規模の旗艦店・ムンバイ店。5,000 square feet(約465m2)、2フロアーのブティックと1フロアーのアートギャラリー階からなる、英国植民地時代のヴィクトリア朝建造物を改修した中にあります。




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躍進を続けるエルメス・インディア。10月に「エルメス(HERMES)」は、新たな市場インドに向け、限定サリー・コレクションを発売しました。

サリーはパリで製作されました。ターゲットはインドの新興富裕層で、価格は30万ルピーから40万ルピー(約47万円~約62万7000円)。カシミアやシルクツイルなど様々な素材を使用し、全28着を販売です。シルク・モスリンを2重にしたもので、9時間もの手作業が必要なものです。
2000年にも、エルメスは一度サリーを販売しています。
2000年10月、ロンドンのスローン・ストリートにあるエルメス・ショップで発売された限定コレクションは、シルク・モスリンのサリーが当時約1,200ポンド、ブラウスが250ポンドでした。コルカタ在住のデザイナー、スニタ・クマル(元テニス選手ナレシュ・クマルの妻)がエルメスの社内デザイナーらとともにデザインを担当。長さ約5.5メートルのサリーをデザインするにあたり、クマル氏はジャン・ルイ・デュマCEO(当時)に、エルメスのスカーフを何枚も縫い合わせて作ったサリーを見せ、ルイCEOの息子ピエール・アレクシス・デュマ氏の発案でコラボレーションが実現しました。
また、 2008年には、当時のエルメスのデザイナーだった、Jean Paul Gautier(ゴルティエ) により、インドの伝統工芸にインスパイアされたコレクションを発表しており、サリー風ドレスを販売しています。Lesageが刺繍を担当しました。

今回は、インドでしか手に入らない限定モデル。
この限定サリーを展開した理由について、エルメス インディア(Hermes India)のベルトラン・ミショー(Bertrand Michaud)社長はこう語っています。




インドのデザイナーたちは創造性や制作経験の幅が広がるきっかけになるとして健全な競争ムードを歓迎しています。
ミショー社長が語る「私たちは、インドの生活の一部になりたいのです」という思いも受けいれられそうです。
このエルメスのグローバル戦略・インド編には、学ぶべきところが多いですね!
「インドのラグジュアリー市場は2015年までに現在の3倍にあたる150億ドル(約1兆2000億円)規模に成長すると予測され、インドの富裕世帯は、ドイツやフランスを含めたヨーロッパの富裕世帯数を上回っているとも予測されています。」
ここまでは、他のラグジュアリー・ブランドも知っていること

Giorgio Armani, Ermenegildo Zegna、Etro(あら、イタリア・ブランドばかり!)など同じようにムンバイMumbaiに2つ目の店を出したブランドは、ほとんどすべてメンズ・ウェアにターゲットを絞っています。
ところが、エルメスは、これらのブランドと違い、レディースにターゲットを移したのです

ジュエリー・アクセサリー、バッグ、靴などからインド市場に参入しようとした他ブランドとは違い、エルメスは、サリーが今でもインド女性に着られていることから、サリーに重点を。これは、他の同じように発展中の国の売り上げが、ほとんどバーキンとスカーフから成るのに比べ、インドの売り上げは、アクセサリー、スカーフ、バッグ、などバランスよい売り上げ割合だったことにも拠っています。
また、経営方法としては、インドの会社とのジョイント・ベンチャーの形をとりました。このインドのパートナーは、ホテルチェーンを擁する企業です。 http://www.cpp-luxury.com/en/hermes--strategy-in-india_1602.html
Hermes, 15A Horniman Circle, Fort, Mumbai 40001. 10:30am-7:30pm
パリ本店より遅くまで開いてるわ!

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