『指定されたファイル名は、無効または長すぎます』と表示されたら
Thunderbirdで、月に1回
その月に受信したすべてのメール(平均9,000件)を、別のフォルダに移動する際良くやるエラー。
結論的には、処理を待てないせっかちな私に一番の問題がある訳なのだけれども~~~~。
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症状:一括で全てのメールを移動する際に、処理中にThunderbirdが何らかの理由により、
移動が正常に終了しなかった場合、メールの大元のデータ名が文字化けしてしまい、
参照どころかファイルを右クリック>削除、やDelキー等で削除できないファイルができてしまう。
対応策①:コマンドプロンプトの「Del」コマンドを使ってみる
DEL [/P] [
※ ファイルのパス名の貼り付け方法は『コマンドプロンプトの「簡易編集モード」
』を参考に
オプションの内容は以下の通り。
/P 各ファイルを削除する前に、確認メッセージを表示。
/F 読み取り専用ファイルを強制的に削除できます。
/S 指定されたファイルを、全てのサブディレクトリから削除。
/Q ワイルドカードを使用して一括削除する時に、
確認メッセージを表示したくない時に。
/A 属性によって、削除するファイルを選択。
R=読み取り専用、S=システムファイル、H=隠しファイル、A=アーカイブファイル、-=その属性以外
今回の場合はこんな感じでえんたぁぁぁ!!!
C:\Users\ユーザー名>DEL△"E:\APP\Portable Thunderbird\DATA\LocalFolder"
※ △は半角スペース
が、削除できず ( 谷)<ぁー・・・・
あきらめずに
対応策②:チェックディスクの実行
一番簡単な方法は(通常はコレか?)、
1.[マイコンピュータ]から、チェックディスクをしたいドライブを右クリックして[プロパティ]。
2.[ツール]のタブを選択し、[エラーチェック]枠内の[チェックする]ボタンをクリック。
3.今回は、文字化けしてしまったデータを削除したいので、
[ディスクのチェック]ウィンドウが開いたら、[ファイル システムエラーを自動的に修復する]と
[不良セクタをスキャンし、回復する]の両方にチェックを入れ、[開始]ボタンをクリック。
4.CやDドライブ等、使用中のディスクに対してチェックディスクを行う場合、
『ディスク使用中にそのディスクを検査できません。』というウィンドウが表示されます。
ここで、[ディスク検査のスケジュール]を選択すると、次回起動時にチェックディスクが実行されます。
結構な時間が掛かるので(30分~4時間以上の場合も)、余裕のある時にスケジュール → 再起動で。
私の場合は、外付けHDDにThunderbirdを入れて持ち歩いているので、
セーフモードでパソコンを起動し、コマンドプロンプトでチェックディスクを実行。
外付けの場合は、他の作業をしながらチェックディスクを行えるのでいいのかも?
CHKDSK [ボリューム[[パス]ファイル名]]] [/F] [/V] [/R] [/X] [/I] [/C] [/L[:サイズ]]
オプションの内容は以下の通り。
/F ディスクのエラーを修復 。
/V FAT/FAT32ではディスク内にある全ファイルの完全パスと名前を表示し、
NTFSではさらにクリーンアップ・メッセージなどがあればそれも表示する 。
/R 不良セクタを見つけ,読み取り可能な情報へ回復する。/Fと似たり寄ったり?
/L サイズ。
NTFSのみで利用でき、ログ・ファイル・サイズを指定したKB数に変更するが、
サイズを指定しない場合は現在のサイズを表示する。
/X ボリュームのマウントを強制的に解除し、ボリュームへ開かれているすべてのハンドルを無効にする。
/I NTFSのみで利用でき、インデックス エントリのチェックを抑制して実行する。
Microsoft Windows [Version 6.0.6002]
Copyright (c) 2006 Microsoft Corporation. All rights reserved.
C:\Users\ユーザー名>chkdsk e: /r
ファイル システムの種類は FAT32 です。
ボリューム ●●●● は 2009/04/27 10:09 に作成されました
ボリューム シリアル番号は ********** です
ファイルとフォルダを検査しています...
フォルダ \APP\Portable Thunderbird\DATA\********* ← 文字化けしたデータフォルダ
を読み取れません。
フォルダ エントリを削除しました。
ファイルとフォルダの検査を完了しました。
破損チェーンがクラスタ 1866747 でクロス リンクされています。孤立したものを切り捨てました。
破損チェーンをファイルに変換しますか (Y/N)? n ← ※
1109024 KB の空きディスク領域が追加されました。
空き領域を検査しています...
空き領域の検査が終了しました。
ファイル システムを修正しました。
488,264,768 KB : 全ディスク領域
228,832 KB : 2,834 個の隠しファイル
379,904 KB : 11,740 個のフォルダ
152,198,912 KB : 173,612 個のファイル
32 KB : 不良セクタ
335,457,056 KB : 使用可能ディスク領域
32,768 バイト : アロケーション ユニット サイズ
15,258,274 個 : 全アロケーション ユニット
10,483,033 個 : 利用可能アロケーション ユニット
※ 破損チェーンをファイルに変換しますか?(Y/N)Y と入力した場合。
file0001.chk というファイルが作成されますが、テキスト形式以外のデータでまともに開けた試しがないく。
バックアップもあるので、ここではNを指定しました。
対応策②で文字化けファイルは完全に外付けHDDから消え去っていました。
ちなみに、今回チェックディスクを行ったのは、BUFFALO ポータブルハードディスク レッド HD-PEU2-RD/Nシリーズ。
開始から終了まで、4時間掛かりました・・・・orz