こんばんは。
本日の診察で母の乳がんの顔つきが、おおむねわかりました。
先日のブログでは、いろいろアドバイスコメントいただき本当にありがとうございます。(ノ_・。)
今後も何かとよろしくお願いします!!

ご報告とメモかわりに記録します。
あくまでも、母の通う病院の見解です。
自分が乳がんをやっていたので、多少は落ち着いて聞けました。

9月半ばに術前抗がん剤(おそらくCEF)が始まります。
思ったより時間がないので、抗がん剤副作用や症状緩和についても、ウィッグのリサーチもしないとあせる


★検査結果と治療方針★
しこり部位:左乳房上側

癌の種類:浸潤癌
(充実腺管癌:しこりが風船のようにふくらむタイプ)
ER+(女性ホルモンを栄養に大きくなる)
→1センチ超えたらホルモン治療対象。
PGR-
Her2~3+(ハーセプチンが効く)
→1センチ超えたらハーセプチン治療対象(抗がん剤と必ずセット)
Ki67-High
NG2(核グレード3のうち2。早くも遅くもない。)

しこりの大きさ:
1.8~2.0センチ 検査種類により多少前後あり(病期はしこりの大きさで判断)

石灰化含む広がり:
しこりから乳頭まで10センチ。下から見た場合横に3センチ。

リンパ転移:
画像上では転移ない。センチネルで確認必要。2センチのしこりだと、センチネルで全体の2~3割の人にリンパ転移がみられる。

病期:
ステージ1~2期(それ以上になることはない)病期はしこりの大きさと転移有無で決まる。

検査画像:
① マンモ:
  乳管の中石灰化、乳頭まで続いている。典型的な癌の症状。
  しこりから乳首まで石灰化あり。広がり…しこりから乳首まで10cm
② 超音波:
しこり約2センチ。石灰化確認
③ MRI:
MRIではしこり1.8センチ。しこりが皮膚に近い位置にある。

治療方針:Her2陽性乳がんは必ず薬はフルコース。
…Her2陽性 乳がん全体の15%ほど。そのうちホルモン陽性が半分。フルコース治療の人は全体の7-8%
① リンパ転移ない場合:抗がん剤(CEF3週間に1回×4回)3か月+ホルモン(1日1回5年)+ハーセプ(1年)
② リンパ転移ある場合:上記プラス、抗がん剤もう1種類、3か月追加(術後)

抗がん剤・手術どちらを先にするか
・抗がん剤先のメリット:
① しこり縮小で温存できる可能性があるが、今回は乳頭にも癌があるのでどちらにしても全摘。
② しこりが皮膚近くにあるので、手術がやりやすくなる。皮膚を多めに切除しなくて良くなるかも。
・デメリット
① しこりが縮小または消えると、どのように変化したかわかりづらい。


治療をいつから始めるか

① 手術先の場合:最短10/17 術後抗がん剤だと退院~診察まで少し間が空く。
② 抗がん剤先の場合:9月半ばから可能。9月半(抗がん剤)~12中手術 スケジュール的には良い

抗がん剤効果・副作用について
① 90-95%の確率でしこりが小さくなる(または変化なし)
② 5-10%の確率でしこりが今より大きくなってしまう
③ 1回目終了後2週間で髪が抜け始める
④ 免疫が下がる。歯の治療完了要

手術について
① 全摘・温存、どちらも術後副作用同じ。リンパをどこまで廓清するかで浮腫など副作用変わってくる。
② リンパ転移していてもステージ2bまで。3にはならない。

9/2(金) 14:00 …内科で抗がん剤メニュー決める。

バタバタです^^;