最近、イジメの相談を受けた。
原因なんて無いに等しい。
ただ、子どもたちが自分のストレスを解消するためから始まっている。
そして、イジメられた子どもの心よりも、先生たちの保身が優先されていると思わざるを得ない学校側の対応。
「死ね」と書いた子どものお母さんからの謝罪電話も、誠意が感じられず、謝り慣れている感じだと言う。
同じ学校で他にも、強い子に従いイジメられている子がいて
不登校になってしまった生徒が2人いるとのこと。
お母さまは毎日、学校に付き添って授業中も見守っている。
表面化されていないけれど、こんなことが日本中のあちこちで繰り返されているのかもしれない。
いや、繰り返されている!
お母さまが私に伝えてくれたこと。
「江里依先生がいつも伝えてくれていること
お母さんがつくる世界の中でしか子どもは生きていけない。。。って本当だな。。。
この子たちはある意味、大人たちの被害者なんだな。」
もしも、もっと子どもの言動の奥にある心を受け止めてあげて、親に安心感や愛されているという実感を持てたなら、
自分と違う人がいることを当たりまえのこととして捉えることができる大人が子どもを育てていたら、
当然、子どもは同じような感性や考えを身につけるはず。
大人たち、お母さんたちも毎日忙しい。
大変なことだっていっぱいあると思う。
でも、このままでいいのか。。。
うちには関係ない?!
果たしてそうでしょうか?
誰かではなく、小さなことでも
みんなが変えていったら、
いえ、変えていかないとこのままだと思うのです。
もし、寝る前5分の習慣を絵本で
あなたを大切に思っていることを感じてもらい、
穏やかな気持ちで眠りにつくことができたなら、
いろいろあっても必ずハッピーエンドになるストーリーをインプットしてあげれたら、
いろんな考えや人生があることを絵本で自然に受け入れられる心を育ててあげれたら、
私は子どもが変わるし、それを読んでいる大人にも
いっぱいの癒しと希望と愛で満たされると思うのです。
日常の生活が、慌ただしければ、
いえ、慌ただしいからこそ、
ほんの5分の絵本タイムを日常に取り入れて欲しい。
もちろん、上記のご相談を受けたお母さまは、絵本講座にも参加され、絵本の効果を実感されているお母さまです。
こんな素敵な大人が、世の中にいっぱいになったらいいな(^^)