Fリーグ 第9節 プレビュー
11月17日
湘南 - 町田 13:00 相模原市立総合体育館
共に連勝中である町田と湘南との一戦。だが両チームは今対照的な状態にある。町田は大分戦での大勝をきっかけとし、いよいよエンジン全開に近づきつつある。1stセットは元々安定していたがそれに引っ張られるように2ndセットも調子を上げてきた。特に前節での相根と久光のコンディションの良さには目を見はるものがあった。
一方の湘南だが連勝中は得点を奪えていない。ディフェンスを意識するあまりに彼らのセールスポイントであるパス回しや個人技が相殺されているように感じる。前回町田に敗れてから流れが止まってしまったのでここで勝ってまた勢いを取り戻したいところであろう。お互いにノーガードの打ち合いを繰り広げるようであれば試合はグッと面白くなるであろう。
名古屋 - 浦安 15:00 名古屋市東スポーツセンター
首位攻防第2ラウンドが早くも実現する。前回の対戦では初対決であり互いに出方を伺いながらのプレーが多かったが、今回は前回の反省を活かしつつ行われるゲームということで前回よりさらに激しくなることは間違いないであろう。しかし、この試合に勝たなければならない名古屋と引き分け以上でよい浦安ということでメンタル面ではやや浦安が優位に立っているか。試合展開は名古屋が主導権を握り、浦安が凌ぐという展開となるであろう。キーを握りそうなのは、浦安は前節好調であった高橋と出場停止から復帰する藤井あたりか。
一方の名古屋だがやはりこの試合は最近マリオ体制になり出場機会が激減しているマルキーニョスか。彼が大事なゴールを決め、昨年と同じような信頼を得るにはこれ以上ない機会だ。いずれにしてもこの試合でリーグの優勝争いの大勢が決まりかねない重要な一戦であることに間違いはない。
神戸 - 大阪 15:00 グリーンアリーナ神戸
連敗し上位に踏みとどまるためにもここが正念場の神戸と、アドリアーノ体制に変わっても連敗しついに5連敗となった大阪との一戦。前回の対戦では、きっちりと神戸が物にしたが、大阪も底からは脱した印象がある。岸本の黄金の左足に力が入るようになり、前節は自分で第2PKを志願するところまで回復。そのためにも大阪は試合の入り方がポイントとなるであろう。前節同様早い時間帯に立て続けに失点するようでは流れは掴めない。神戸の今まで先制点を取って試合で負けたことがないというジンクスを関西ダービーで大阪が打ち破るか。前回の対戦同様接戦が予想される。
11月18日
花巻 - 大分 15:00 花巻市総合体育館
前節惜しい試合を落とした花巻と浦安に完敗し連敗中の大分との一戦。花巻は、相変わらずのディフェンスの安定感だが、問題はそれを支える守護神内山が出場停止。ここでとうとう遠藤の出番だ。彼の実績は申し分ないが実戦から遠ざかっており試合勘はどうか。だが彼自身正ゴレイロの座を取り返すためにも結果を出したいところだ。そこがそのまま試合のポイントにもなるだろう。
一方の大分は、千綿ヒカルドの使い方が不透明だ。彼を使うなら使う、指揮側に回すのであれば回すではっきりとした方がチームにとっても彼にとっても良いのではないか。また、ディフェンス面だが、前回の対戦では千葉一人にやられてしまったので彼のカウンターやファー詰めに対する対応を意識するべきだ。
第9節は、名古屋-浦安戦をレポートいたします。乞うご期待!!
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