スペインリーガー山下裕生オフィシャルブログ -117ページ目

報告


Hola

最近ようやく半ズボンで外出出来るほどに暖かくなりました。

まずはタイトル通り報告を。


この週末のリーグ最終戦でアンドラはプレーオフから外れシーズンを終えることになりました。


リーグ最終戦、チームが置かれた状況はとても複雑でした。

勝ち点が2チームと並び、更に勝ち点2差で1チーム、その中でプレーオフに行けないのは4チーム中1チーム。

勝てばほぼ確実、引き分け、負けは他次第。

相手は降格が決まっている下位のチーム。

条件はアンドラに有利、だったのですが…結局3-2で惜敗、中位でシーズンを終えることになりました。

試合はアウェーで行われ僕は遠征メンバーから外れて帯同しなかったので、どういった内容だったかはチームメイトからの又聞きになります。

たくさんのチャンスを作ったが運に見放された…審判が悪かった…そう言っていました。

そしてそれがフットボールなんだ、と。


この週末はプッチェルダの試合はお休みで、ベンチ入りの可能性もありました。

しかし結果として僕も、そしてトニもベンチ外。

ここにきてようやく以前の調子を取り戻し最近の試合では得点し、最終戦、さらにプレーオフに向けてアピールが出来た、と自分では手応えを感じていました、がダメだったようです。

自分の実力が監督の求めるレベルじゃない、結果を出しても使われない、相性もあるかもしれませんが…それもフットボール、ですね。


さて、毎年恒例の来季のことを考えないといけませんが、プッチェルダのシーズンがまだ残っていることもあり、とりあえずはいろいろと悩みつつプレーすることになりそうです。

まあ1つの区切りということで、報告でした。

それではまた。


Chao

信頼、そして自信



Hola



昨日はアンドラはホームでメリージャと、プッチェルダはアウェーでアルフォルハというタラゴナの近くのチームとの試合でした。


アンドラは勝利すればプレーオフ圏内に入れるかどうか、プッチェルダは現在3位で4位との勝ち点差が3、どちらも勝たなければいけない重要な試合が続いています。


そのせいもあり最近はトニも僕もプッチェルダへの出向続き。

アンドラの現在の状況を考えてもプレー時間が限られるから仕方ない、という監督の考えもわかりますがやはり本来のチームでのプレーを望んでいる自分たち、信頼を得るためにもここで結果を残すしかありません。



とりあえずアルフォルハというチームは前半戦、僕が日本で治療中に戦い負けている、とタリンから聞かされていて、行きの車内はタリンの隣でプレー傾向、チーム特徴などを口酸っぱく作戦ボード片手に叩き込まれました。


それを言葉で説明するのはめちゃくちゃ長くなるので要約すると、僕のポジション、PivoのDFが1番重要になってくる攻め方をしてくるとのこと。


別に自分たちのプレーをすればいいんじゃない、と思ってもそれが出来るのは選手全員の質が高いFCバルセロナAlusportやインテルモビスターといった一部のチームのみ。


確かにアンドラも基本的には相手の特徴を消すDF、セットプレーも相手チームにより毎週変わるほど。

やはり個人のレベルアップが必要だな、と雑談の方が白熱したような気がする(汗)



そんな感じでアルフォルハとの試合はというと。

ゴムというかコンクリをひたすら磨いたようなピッチで止まりづらく、やりにくさを感じながらも僕たちが押してはいたのですが、前半に相手のCKを奪ったトニが持ちすぎ、そこをかっさわれてシュート、GKは1度跳ね返したものの押し込まれ先制されてしまうことに。


しかし前半終了間際にキャプテンの反転シュートが相手のGKの反応が遅くゴール、とりあえず同点にすることに成功、まずまずの状態でハーフタイムへ。


後半は一進一退、なかなか点も入らず、かといってピンチがないわけでもなくじれったい状況でしたが。


右サイドでトニがPivoから受けたパスを中央にいる僕へ、それをワントラップで左へ運びシュート、トーキックで打ったボールはGKの反応した手を弾きつつ左下隅へ。



逆転となる、そして結果的に決勝点となる重要なゴールを決めました!



あとで聞いたところ僕がそんなシュートを打てるとは知らなかったタリンは、実は左利きだったんじゃないか、まるでバルサのトーラス(左利きのスペイン代表)のようなゴールだった、と大絶賛をして興奮のあまり水をホペイロにぶっかけてしまったそう(笑)


とにかく、そのまま相手のパワープレーをしのぎ切り、1-2で勝ち点3を獲得することが出来ました。



こういった難しいゲームほど監督やチームメイトから期待、信頼されているという喜びとプレッシャーがあり、そしてそれに答えることによる自信も経て、プッチェルダに出向することの重要性を実感します。


とにかくタリンは、デラに今日のユーキを報告しておく!と息巻いていたのであとはデラが僕を使うかどうかですが、とりあえずしっかりアピールは出来たかな?



そして帰りの車内でアンドラが4-3で勝利したのを確認、これでプレーオフ行けるか?!、と順位表を確認してみると同勝ち点のチームに直接対決の結果でなんとかプレーオフ圏内に・・・(汗)


要するに来週の最終節、負け、引き分けは同勝ち点のチーム次第。



最後の最後まで勝たなければいけない状況、これって出れる確率かなり下がってない?と思いつつ今は忘れて楽しもう、と久々のチームでの飲みに繰り出しました!(笑)



そんな感じでそれではまた。



Chao

7年ぶり


Hola

遅くなってしまったけれど少し前に日本の友人が僕に、というよりツアー中にバルセロナに僕が会いに行きました。

僕が高知から上京して以来会っていなかったので約7年ぶりの再会。

それがスペインというのもなかなかないことで、お互い変わってないなー(=´∀`)人(´∀`=)と再会を喜びました!

photo:01



ちょっとぶれてるのはご愛嬌ということで笑

現在は岡山の方で教師になるために頑張っているそうです!

フットサルもやっているので、夏に機会があれば一緒にプレーしたいな、と話も弾みました(⌒▽⌒)

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バルセロナのカタルーニャ広場のバーに適当に入って飲んだ時。

photo:03



晩飯の時に撮られました笑

完全に個人通訳でしたが、懐かしさといろいろな話をしてパワーをもらえました!(^ー゜)

それとやっぱりバルセロナの街並みの方が好きだなー、と再確認しました!

それではまた。

Chao