負けたくなかった。







考えは変わったかい?と問われても



変わりません。
いや、変えられません。
と言った。







先生はまた…

『治ってないとは聞いてなかったからねぇ〜。君の身体じゃ正規雇用はムリなんじゃないか?』





屈辱ってこの事なんだったと思う。






辞めます。






結果は決まってて
それしか道はなかった。






こんな事で泣いてたまるか!
って心の中では思ってるのに、裏腹でボロボロ溢れて出る涙。











『君もね、脳梗塞になって…』




ん?脳梗塞?



この言葉を聞いた時、確信した。




この人、ホント、私の話なんてちゃんと聞いてなかったんだ。と。





脳梗塞なんて一言も言ってねーよ!






病気を何でもバカにしてる。








先生は

“休みがな欲しいスタッフ”が許せないんじゃなかった。


“病気が完治してないスタッフ”が許せなかったんだろう。









もう、この人と会う事はないと思うと言いたい事を言えた。







ただ…

言い尽くせないほど

悲しみ、悔しみは沢山もらった。







怖いです。



次もこうなるのかな…って気持ちが先立っちゃいます。



こんな自分イヤなのに。