こないだ久しぶりに通りかかった
『黒風洞/Batu Caves(バトゥケイブ)』。
あかるいこが
産まれて初めてブログを書いたときの記事が
『黒風洞/Batu Caves(バトゥケイブ)』でした
それくらい、衝撃的な場所…
以下は5年くらい前に書いた記事デス
読んでて疲れるくらいのハイテンション
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クアラルンプールにお越しの際、
時間がゆるせば是非訪れてほしいスポット
黒風洞/Batu Caves(バトゥケイブ)
マレーシアにいながら、インドを感じられる亜空間です
北に約13mの山間にある大きな鍾乳洞。
山全体が石灰岩でできているのだそう。
本国インドを除いて、海外で最大の
ヒンドゥ教の聖地
1月下旬から2月上旬にかけて、ヒンドゥ教の大祭
タイプーサム(Thaipusam)が行われることでも有名で、
毎年この時期には多数の巡礼者や観光客が訪れるそう。
一度、見てみたい!(≧▽≦)
お祭りのあとは腐敗臭が充満しとるんと!
興味津々。
色鮮やかな門をくぐると(もしくはくぐる前から)
まっさきに目に入るのは高さ42.7m、
黄金にかがやく巨大なムルガ神の像。
ムルガ神とは
象頭かつメタボ腹で有名なガネーシャと同じく
ヒンドゥー教主教シヴァ神の息子。
この神像は2002年3月に起工して約4年後
2006年1月に完成、公開されたそうです。
総費用200万RM(約6,130万円)。
この費用はダレが払ったのかが気になるところ。
コンクリート1,550㎥、鋼鉄棒250t、
金のペイント剤300リットルを要したと報道されています。
ちなみに山の左側には猿神ハヌマーンとおぼしき、
これまた大きな像が立っています。
押忍!のポーズ
ところで!
洞窟に向かう階段の途中には、
恐ろしいサルがたむろしています。
見るからに凶暴でございましょう???
日本の観光地を同じで
目を合わせちゃダメよね(自己判断)。
ポケットに手を入れたりもしちゃダメよね
話によると
ヒトが持っているビニール袋をかたっぱしから奪うんと~。
ひー怖い。近寄るま・・・・
ご丁寧に、階段一段一段に数字がふってあって、
何段登ったかが一目瞭然。
聖なる洞窟が口を開いています。
このあたりにくるとインド色がより濃厚!
お土産やさんからはあやし~ぃBGMが聞こえてくるの
洞窟内のあちこちに色鮮やかな祠が、
そしてヒンドゥー教の聖者
スプラマニアン(Subramaniam)を祀る社があります。
洞窟内の天井の岩間からはところどころ光が差し込み
予備知識として、
首にヘビを巻いての記念撮影ができると聞いていたんだけど、
ヘビらしきものはおらず
小さな水槽にイグアナモドキが頓挫していました。 ちょっと違う?
店番のお兄さんに質問するとヘビは脱皮中なので
ピンチヒッターイグアナくんが登場とのこと。
イグアナくんとの写真を薦められ丁重にお断り申し上げました。
いとしのだんなちゃんは、ヘビ年生まれで
なぜかヘビに執着するんですの。ほほほ。
全体的に俗人の手垢に汚れた感がアリアリで、
テーマパークのごとき商業的な印象はぬぐえないんだけど、
礼拝堂、信者たちのための集会ホールなども揃ってて
全体的にはかなり立派な宗教施設。
筋肉痛で笑う足にムチを打って
再度272段の階段をつたい、下界へ。
ふと階段の横を見るとゴミの山!!!
聖地といえども、ここはマレーシア。ゴミだらけ。
やっと地に足がつき、ふもとのお店をのぞきまーす
のぞいただけで気がすむわけもなく、当然、
何か食べちゃいまーーす
さすが観光地。ココナッツジュースを売っていて
常温だと2RM、冷蔵庫で冷やしたものは3RMが相場のようす。
↑左端にココナッツを冷やしていますねぇ
ほかにもインド特有のお菓子を売る店や、
サリーを売る店も軒を並べています。
周囲の売店などで孔雀の羽をみかけましたが、
孔雀はムルガ神の乗り物だそうです。
洞窟の上り口傍らの庭園併設ギャラリーは、
有料(1RM)ですが必見ポイント。
また後日アップしますね!!!必見です。マジで。
黒風洞/Batu Caves(バトゥケイブ)
Sri Subramaniam Temple,
Kuala Lumpur 68100, Malaysia.
TEL: +60 3 2287 9422
敷地内に有料駐車場(2RM)あり
※2008年当時のデータでございます※
ブログを読んでくださってありがとうございます
*:..。o○☆゚・ウンチク話:,。*:..。o○☆
”タイプーサム”
多くの信者たちが舌や頬、胸、背中、肩など
体中に針や槍串を刺した状態で
カバディ(kavadis)と呼ばれる神輿を担ぎ、
バトゥ・ケーブ(Batu Caves)の272段もの階段を裸足で登ります。
この巡礼スタイルはあまりにも危険なため
本国インドでは禁止されており
マレーシアやシンガポールなどでしか見ることができないそうです。
このお祭りはムルガ神に願い事をして
その願いごとが叶った信者たちが
ムルガ神に感謝の気持ちを示すためのもので、
感謝の気持ちの表し方はいろいろあるようです。
剃髪する、カバディを背負う、または前述のような
苦行(=全身串刺し)をするetc・・・。
↑感謝されるムルガさんの気持ちなんて考えずに
自分のやりたい方法で表すのがインドっぽい
信者たちはバトゥ・ケーブの階段から少し離れた川で身を清め
支度をしカバディを持って階段を上ります。
タイプーサムのお祭り自体の由来は諸説があるようなので
興味のある方はぜひ調べてみてくださいませ