また芸能界で覚醒剤逮捕者 | 芸能ジャーナリスト、二田一比古(ふただかずひこ)の芸能情報ニュース 速報版 

また芸能界で覚醒剤逮捕者

人気バンド「JAYWALK」のボーカル・中村耕一容疑者が覚醒剤取締法違反の容疑で警視庁に現行犯逮捕された。

深夜2時頃、西麻布の路上に車を止めていた中村容疑者を不審に思った警察官に職務質問され、車内に微量の覚醒剤を所持していた。

さらに、家宅捜査の結果、自宅からコカインや大麻などが押収された。常習性の可能性は高い。むしろ、「麻薬依存症」の可能性すらある。所属していた事務所の社長によれば、最近、遅刻が多いことが気になっていたというが、まさか、クスリに手を出していたとは夢にも思わなかったようだ。

昨年の酒井法子らの薬物事件をきっかけに芸能界は撲滅に向け新たな取り組みにかかっている。改めて、「クスリはやってないよな」と所属タレントに聞きただす事務所も増えていた。中村容疑者も社長に聞かれた際、「冗談じゃないですよ」と笑っていたという。それゃそうだ。「ハイ、やっていますよ」といと堂々に言うタレントはまずいないだろう。

「JAYWALK」は、中村容疑者の魅力的な声でヒットさせた「何も言えなくて・・・夏」が百万枚の大ヒットを飛ばした。現在もシングルやアルバムなど8タイトルを発売しているが、即刻、回収の措置が取られた。損害額は5憶円に上ると見られている。

59歳。07年に妻と死別し、子供とは別々に一人で暮らしていたという。あまり夜の街で飲み歩くことはなく、私生活は地味なほうだったという。孤独。寂しさ。そんな心の葛藤がクスリに手を出すきっかけだったのだろうか?今年2月、覚醒剤で二度目の逮捕になった赤坂晃に似ている。赤坂も妻子と別れ孤独感から手を出したと言われている。

一度、スターの座を手に入れた者にとって、その孤独感は一般の人とは雲泥の差があるという。そんな孤独感を一時的にでも忘れることができる。それが覚醒剤であるという。

芸能界、クスリ汚染は今年も続くのかー?