3.あと伸びする力=学力

『幼児期をどうすごすか』

将来のために今があるが、今をすごく大事にしていくと伸びるということをもう一度考え直したい。


遊びは学びという視点

小学生で、1年生を10年担当した。

幼稚園にきて、これは「学び」だと思うことがいろいろあった。


あと伸びする力=学力

→子どもの現在と未来をつなげる。

生涯にわたる生きる力の基礎を培うこと。

「現在」が、心地よく生き生きと幸せであるための要求に応える


最初の30分はまわりをうろうろしていて、45分たって遊びに参加出来る子どもがいた。

短い時間ではなかなか楽しめない時期。ゆっくり時間をかける。


論理性(正解は一つ)よりも、幼児期は、関係性を大切にする。

今興味を持てることを大切にしていくのがいいのでは。


学力を得意なことと捉えてみる

 絵が得意、音楽が得意、ことばが得意・・・

得意なことをたっぷりとやらせてあげて、得意だという意識をつけてあげることがこの時期大切だと思う。

好きなことをとことんやることが学力そのものなのだと思う。


真の「学力」とは何か、について議論がされていない。

学力をつけるために、ただ百ます計算をやらせる、という単純な考え方が本当にいいのか。

得意なものを沢山増やすということなのではないか。


小学校以上は、毎年学力テストを40年以上やっている。

小学生4年生で、「球を真ん中で切ったときに、どういった形になるか?」の正解率が低い。

泥団子作りが効果的?


子どもに問題を作成させる。100cmのお父さんの靴。5リットルの水を飲む・・・とか、実際にはあり得ない数字に気がつかない子どもが増えてきている。→幼児期に、たっぷり経験をさせることが大切だと思う。


K-4年少~小2 教員の移動も頻繁に行われている。幼稚園担任⇔小学校担任⇔中学校担任

中学教師は、小学生の顔が近くてびっくりする。

教員が移動しあうことによって、文化が入れ替わる。