2007 バックカントリー その2 in 御嶽山 | HIRO'S DIARY vo3

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平成19年4月8日(日) 快晴のち小雪 御岳ロープウェイスキー場

寒っ!

午前4時30分、エンジンを掛けずに寝たので、あまりの寒さで目が覚める。

温度計を見ると-8℃。 

 

そら寒いわ!

寝ぼけながらも無意識のうちに、貼るカイロを取り出し腰と足の裏に貼り再び就寝。

そして午前7時起床。

バックカントリー用にビーコン、ショベルなどをバックパックに詰めて
集合場所へ行き、受付を済ませてゴンドラの前で待機。

今回のバックカントリーのツアーは、遥か彼方に見えるあの山頂にトライ。



しかし、今回参加するメンバー内の2人が間違って「御岳スキー場」に行ってしまい
今こちらに向かっているとの事で、出発が1時間延びる事になった。

そして、無事に2人が到着し、午前10時にゴンドラに乗り頂上へ向かう。



少し登った所でハイクの準備をして、ツリーの中に向かってハイクアップ開始。





ツリーの中を30分ほどハイクしたら、目の前に大きなバーンが見えた。


そこで少し休憩して、再びハイク開始。





しかしここからは、その大きなバーンをほぼ縦に真っ直ぐ登る。

頂上がかすかに見えるが、いくらハイクしても全然前に進まない。



暫くハイクしたあとに再び休憩。 

 

そして再びハイク開始。
 

ずっと上まで続く、長い人の列についていく。



そして、斜度がキツクなってきた手前で少し休憩。


写真で見ると急に見えないが、実際はかなりの急斜面。



斜面が硬く、MSRのスノーシューでも滑ってしまう。


そして、その横をアイゼンでどんどん追い越して行く他のパーティー。

その心臓破りの急斜面を何とか登り切り、山小屋の屋根で暫く休憩。



そこからは、アイスバーンの斜面をみんなで慎重に登る。


そして、少し登ると頂上が見えてきた。

しかし、だんだんと天候が崩れてきて、強風と霧で前が見えなくなってきた。


と言うより、ほとんど吹雪状態。

その中、を黙々とハイクするメンバー達。

 

その列に何とかついて行く。



そして、約4時間のハイクアップの末、なんとか標高3067mの御嶽山の山頂に到着。


でも、本当はその一歩手前の鳥居の所で断念。

頂上までもう少しだったが、カリカリのアイスバーンで大きな岩もたくさんあって

それこそアイゼンでも危ないし、もし頂上まで登っても
またそのまま折り返して、歩いて降りてこないといけないので
今回は頂上の登頂を回避して、ここから滑る事になった。

そして、少し休憩したあと滑る準備をして、いよいよドロップイン!

とは言っても、この場所もかなりのアイスバーンだし岩もあるので
慎重に横滑りをしながら、安全な場所までみんなで移動。



そして、プチパウダーの斜面を滑り、途中で休憩した小屋の上まで移動。

目の前に広がる一枚バーンに、一気にテンションが上がる。



ここからが本当のドロップイン。

 

急斜を一気に滑り降りる!

パウダーではないが、前日に降った雪が少し積もっていて
所々イイ感じのバーンがあるが、ザラ目もありアイスバーンもあり
次々に変わるバーンに四苦八苦しながらも

最後の緩斜面まで気持ちよく滑り降りた。

そして、ここからはメローな感じのツリーランに突入。



ボウル状のバーンを右に左に滑りながら、小さな尾根の上で集合。

その先はツリーと言うよりも、登ってきた林の中をゆっくりと移動。



そんな超テクニカルな、SBXコースのような林の中を滑り降り

全員無事にスタート地点に到着。

そして、みんなでハイタッチ!




そこからゲレンデを滑り降り、レストハウスに集合。


今回は、主催のパワーゾーンとノースフェースとのコラボ企画と言う事で
ノースフェースから全員に、ファーストレイヤーのプレゼントあり
最後に記念撮影をして、今回のバックカントリーのツアーは無事に終了した。


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正直に言って、スゴク疲れました。

連続4時間のハイクアップは初めてだったし
途中からは急斜で、しかもアイスバーンやったし。

そんな苦労してやっと登ったのに

滑った時間はたった20分足らずやったし。

もし、一気に滑り降りたら10分も掛からんかったかも。

でも、やっぱり自分の足で登った斜面を滑るのは
なんとも言えない満足感と充実感があります。


あぁ~、でもやっぱりヘリボードの方がいいかなぁ~。

 


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