楽天の株価は、TBSの株を買ったりしなければ好決算で素直に上がっていたであろう。

ところがTBSの株を買ったばかりに四面楚歌。

たとえば三井住友銀行が楽天との取引を引き上げればどうなるか。

三井住友銀行の現在の立場はずいぶん冷たくなったと聞く。同じ取引先であれば、対面を考えてTBSサイドに立つのが、三井住友銀行の基本的方針。

新規参入した野球界でも、田尾監督解任以来不人気であり。Jリーグでも、監督の首をすぐに変えたがるオーナーに愛想を尽かしていると聞く。

好業績の楽天証券も、トラブル続きで顧客と業界からの不満が多い。

肝心の楽天市場でも出店企業から訴えられ、一方的な値上げに退店が相次いでるらしい。

楽天トラベルも一方的な値上げに契約を打ち切る旅館が多いと聞く。

楽天は、TBSの株を早期に手放して、現業の見直し再生を図れば、未来はある。

しかし、社長の周りがイエスマンだけならば潰れる。

TBSの件では、おかげでインデックスの評価が高くなったと聞く。技術力が高いうえに、経営陣の真摯な態度は、IT企業のなかでは際立っているらしい。