静岡県東部地震 | 大村あつしオフィシャルブログ「ボクは不死鳥」Powered by Ameba

静岡県東部地震

昨晩、10時半頃、僕の住む静岡県東部が大地震に襲われました。

幸い、断水になった程度で、僕も家も無事ですが、今回の東日本大震災でも、本震の数日前に大きな予震が起きています。

ご存じのとおり、今回の東日本大震災は、三陸にある北米プレートと太平洋プレートの断層で、三陸から茨木にかけて、南北500Km、東西200Kmに及ぶ範囲で数ヵ所、発生しています。

一方、東海沖はフィリピンプレートと太平洋プレートが接しています。

この断層がずれると東海地震が発生します。

発生したら、東日本大震災レベルの地震となるでしょう。

気象庁は、「昨晩の地震が東海地震を引き起こすものではない」と発表しました。

しかし、気になる点が2つ。

一つは、昨晩の地震の後、余震がないことです。

あれが本震なら、余震が発生する可能性は極めて高いのに、その余震がありません。

もう一つは、昨晩の地震は静岡県東部の内陸部というフィリピンプレート上で発生しており、そこから東に数十キロ離れた東海沖には、上述のとおりフィリピンプレートと太平洋プレートの断層があります。

そこに昨晩の地震がなんらかの影響を与えた可能性はゼロではないでしょう。

いずれにせよ、東日本大震災を予知できなかった気象庁の言葉は軽い。

彼らは、これまで投じられてきた膨大な地震予知のための予算を「無駄遣い」と指摘されないよう、「地震予知の難しさ」を声高に訴えることしか頭にありません。

昨晩の大地震は東海地震の予震ではないのか。

現地では、多くの人が怯えています。