「ボクはくすり指」あらすじ | 大村あつしオフィシャルブログ「ボクは不死鳥」Powered by Ameba

「ボクはくすり指」あらすじ

クスリは、みどりちゃんの薬指。

不器用で、ほかの指のようにピアノの鍵盤の上を上手に踊ることができないことに悩んでいた。

そして、ピアノ演奏発表会の本番でも、クスリのせいで演奏は大失敗。

みどりちゃんは、クスリに向かって「この役立たず!」と言い放ち、大好きなピアノをやめてしまった。

 それをきっかけに、クスリは自分の存在意義を否定するようになる。

人差し指であるお母さんが、「クスリ、この世に役立たずなんていないのよ」と優しく慰めてくれても、クスリの不器用は直らずに、いつも泣いていてばかり。

ボクは、泣くために生れてきたのさ・・・。

そんなある日、クスリはそれまでとは正反対の涙を流すことになる。

同じく絵本タッチで、実際に絵本化された第一話「クワガタと少年」以上の傑作との呼び声の高いハートウォーミングな小品。



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