数学体験館 | お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

お母さん、火って何から出来ているの?(旧)

イラストレーター古田真理子の、子どもと格闘する家庭学習の記録。またはお仕事の記録。

春休み、ココにいってきましたー



秋山仁先生の、数学体験館!



東京理科大学の、近代科学資料館内にあります。
最寄り駅は飯田橋。

いやぁ、去年設立のニュースを聞いて以来、ずっと行きたかったんですよね
数学の理念を五感で「体験」できるという科学館。



数学体験館ホームページ より転載)

「名曲の楽譜を見せられても普通の人には喜びも感動もありません。御馳走のレシピを手にしても、それがどんな美味しい料理に変身するのか想像がつきません。それと同じで、数学の美しい理論も数式だけでは無味乾燥に感じる人が沢山います。

(中略)

 しかし、その美が無色透明なため、なかなか享受できないのが難点です。

 

そこで、この難点を克服するために、あの手この手を用いてこの美を具象表現し、数学を五感で体感できるようにしてみました。

 

みなさんはそれらを見て、また直に触れて、思考の空間を存分に旅してください。ひょっとすると、数学に対するあなたの見方が180°変わるかも知れません。」



。。。

数学の定理を体験できるって、どんな展示なんだろう。
ワクワクでいってきましたが、
結論からいうと、すっごく面白かったですラブラブ

ただ、館内が撮影禁止で写真がとれなくて残念。


印象的だった展示をつらつら書いてみると…

球の表面積=同じ半径の円の面積の4倍である。
これを実演している展示。
(同じ半径を持つ円の面積(π×半径×半径)のちょうど4倍であること。
つまり、球の表面積の1/2=(π×半径×半径)×2 である)

ピタゴラスの定理(a×a+b×b=c×c) 
これを実演する、三平方スライド。

フィボナッチ数のタイルとか、

鏡の中に一つの板を入れるだけで、
正多面体を作り出すことのできる錐体鏡とか。
(多面体用の、万華鏡みたいなかんじ!)

なーるほど、って思える展示がたくさん。
面白かったです!


ただ、館内はあまり広いとは言えないので、小さい子だとすぐ飽きちゃうかもなー
(なので、ハナは今回は連れて行きませんでした。そのかわりパパとプリキュア映画にいってたw)

算数がわかりはじめた小学生くらいからだったら、きっと楽しめると思う。




体験館入り口の自動ドアにデザインされた数列も、意味深!
これ、円周率じゃない??なんてじっと見るタロウ…

あとで聞いたら、ドアの数字に意味はないらしい(笑)
ほんと、円周率だったら良かったのにぃ。



館内は撮影禁止だったので、館前にあったポスターを撮ってみました。



「体感」することの大事さ。それをまさに実感する体験館でした。

自他ともに認める数学苦手の私ですが、
最近はこういう子供向け教材に親しんでいるうちに、
ちょびっとずつ数学が好きになりかけてます…w

私みたいに、学生時代に「数学は嫌い!」って思い込んでしまう前に、
こういう体験で「好き」を重ねて行くコトって、大事なのかもしれないなって、
しみじみ思ったのでしたよ。



出来るか、出来ないかは別。
まずは、「好き」という気持ちこそ、大事よねアップ

そんな、数学への「好き」の気持ちを高めるには、とっても良い科学館だと思います。
おすすめ!
。。。


再現できそうな教材のヒントが沢山あったので、
いつか家でも再現してみたいな。
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