植物男子ベランダー9話「俺の伯父さん」泣きました。 | S美先輩の観劇・エンタメブログ

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映画やドラマ好きに始まり、韓国ミュージカル沼、さらに日本の舞台にもはまってしまった私。日々思いついたことを綴っていきます!

ヨロブーン!

植物男子ベランダー9話「俺の伯父さん」、珍しくオンタイムでみて、案の定泣いた・・。
そしてまた二回目を観た日曜。名作だ。

冒頭は、隣の田中とベランダでの妄想大会。昔の夢を見るって会話から、どーしてこんなに
妄想大大会に?(笑)

あ、奥にロータスのお花発見!

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名前は知っていたけど、映像では初めて見た月下美人。多肉植物なのね、サボテン科で。
ベランダーのうちには8年も花を咲かせない月下美人があるという。

いっそ捨てようかとおもったが、熱血教師に反抗するスケバンのように、いつか従順に
なるかも、だって(爆)。

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そんなベランダーんちに、伯父さんが急にやってくる。
酒はやめたから熱いお茶をという伯父さんのためにお茶を入れるベランダー。
ここでBGMはニューシネマパラダイス。ここですでに涙腺ゆるむあたし。

基本的に花図鑑は見ないのがベランダーのポリシー。

しかし適当に植物を育てるベランダーに苦言を呈する伯父さん。


植物が鉢に植えられているのは不自然なこと。その不自然な存在である鉢を花屋で
かうということ自体が不自然さを起こしているのだと。


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共働きで父親は先になくなったベランダー。伯父さんはあらゆる植物に精通していて、
ベランダーが植物好きになったのもこのおじさんの影響だと。
最初の一言も「植物の具合はどうだ」。ベランダーの憧れの存在。
植物を育てるのなら、責任を負いなさい。植物の側に立って考えなさい。人生もそうだ。
人は一人では生活はできても生きてはいけない。



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伯父さんの言葉は重い。いつもは能書きの多いベランダーの心は少年の日に戻っている。「一生懸命植物の世話をして、枯らしてしまったらどうすればいいんですか?」と尋ねるベランダー。

「枯らすまでが園芸だ。枯らしてしまったら心から弔ってやればいい」「はい」

伯父さん、素晴らしすぎるよ。その言葉。

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その一週間後に伯父さんが入院したと聞き、今年こそは月下美人を咲かせなければ
ならないと奮闘するベランダー。BGMのradio headが胸に響く。
そのかいあって8年目にしてようやく月下美人につぼみが付いた。

さっそく母親に、つぼみが付いたことを伯父さんに伝えてもらうベランダー。


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そのつぼみが付いて10日後に伯父さんが力尽き、その日の夜八年間さかなかった
月下美人が咲いた。妖艶でいて、寂しげな花。


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ああもうこのベランダーの表情・・・。

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伯父さんからもらった地酒を一気飲みするベランダー。月霞って名前なのね、このお酒。

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そして月下美人にその酒を備え、これがベランダーの通夜となる。
ここでもうだめだあたし、泣いてます・・・。
あっ、でもこの月下美人の鉢!
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うちのフレンチゴムと同じ鉢だ!同じなじみの花屋で買ってるからね・・・。

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夢に出てくる若き日の伯父さん。
なんて素敵な笑顔。

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憧れの目で見つめる子供のころのベランダー。


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そのまなざしは今と変わらない。
憧れと尊敬と。
自分に多くを教えてくれた伯父さん。

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伯父さんの背中をみて、みないろいろな人を重ねたに違いない。

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自分に大きな影響を残した人々を。
あたしの場合は、いまんとこ、父かな・・。うん、そうだな。

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そしてエンディングにながれた、大橋トリオのdearest man。素晴らしすぎる・・。

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「ありがとう伯父さん、そしてさようなら」とベランダーの最後の言葉。

ベランダー、ありがとう、この番組を見せてくれて。心から感謝。
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